恋愛日和
「大大大好きだからな」
「一生俺に着いて来いよ」
そんな事言われなくても
ずっと一緒に居るよ。
龍輝の行くとこなら
どこでも着いて行ける。
龍輝とだったら
いつまでも一緒に居られるような気がした。
そう きっと私たち
赤い糸で結ばれていたんだね。
高校1年。
大好きな龍輝とは
違う学校に通っていた。
逢える日も少なくなり
週に5日は1人ぼっちの夜を過ごしてた。
だけど、どんなに離れていても
気持ちが静まることはなかったよ。
逢える日は決して多くはなかったけれど、
たまに龍輝に逢えた時の喜びは
人生が変わるかくらいの
大きな喜び。
私たちの幸せが また一つ増えていく…。
龍輝とデートの日は
いつも晴れ。
だから もちろん今日も晴れていた。
空を見上げて 雲がキレイで…
それだけでワクワクしてくる。
「どっか行きたいとこ ある?」
龍輝はいつも私を優先してくれる。
だけどね?
私は、龍輝と居られれば
それだけでいいんだよ。
龍輝の隣を歩けるなら
何もほしいものなんて無いんだよ。
どうすれば伝えきれない程の この気持ちが届けられるのかな…?
そんな事 考えながら
龍輝の隣を歩いていると
いつだって あっという間に時間が過ぎて行く。
「じゃあ またな。」
これから また逢えなくなるんだ…
「うん。ばいばい」
二人 歩き出した。
私は振り返ってばかり
いつも龍輝が見えなくなるまで振り返ってるんだ。
こんなに辛くても
龍輝にまた逢えると思ったら頑張れるんだ。
逢えない日が過ぎてくのは遅く感じるけど
また逢えるなら
ずっと待ってるよ。
5日間 1人ぼっちの夜を過ごした。
明日はまた逢えるんだ。
ドキドキし過ぎて眠れない。
また愛しい あなたの顔が浮かんでくる。
「久しぶり。」
やっと逢えた。
嬉しさが溢れてくる。
もちろん今日も天気は晴れ。
龍輝と逢う時は
いつだって 恋愛日和。




