人物紹介 1
誰が為の黄昏の第75部分までの情報を踏まえた人物紹介です。
◆……男
■……女
◆雪斗 ゆきと
19歳。001-01 戦闘機関指示組織
物語の主軸となる三人組の一人。黒髪で背丈は標準程。悪知恵を働く槻と時雨の扱い方を良く理解しており、その二人と同じ班として活動している。〈黄昏〉で数少ないの常識人の一人であり、料理洗濯から始まる家事全般は大体こなせるため槻と時雨からはかなり慕われている。一般常識から始まる家事全般の細々としたものは、反面教師の一人に教えて貰った。本を読むことが好きで、外出すると大抵本屋さんによる。そのため雪斗の部屋には本棚に本がずらりと並んでいる。
二章にて瑠雨の弟子、または弟のような存在であると判明した。また、朱里と氷と顔馴染みであり、姉と慕う存在もいる。交友関係は広く浅く、最低限にとどめている
毒草や薬草に関する幅広い知識があり、毒に関する面で槻をサポートすることもしばしばある。戦闘面や体力でも申し分なく、槻や時雨と物騒な任務を行う際には槻と一緒に正面から殴り込みに行くことも稀にある。
常に刺激を求め、時には感情的になって行動する。時雨に止められることもしばしばあるが、最後には何だかんだ面倒事に巻き込まれている。頭の回転が早く、察しなくていい所まで察してしまう。空気をしっかり読み、その場で冷静に正しい選択をする事が出来る。子供時代に反面教師しか周りにいなかった為、こんな真面目な性格になった。
最近の悩みは家の中でドタバタと暴れ回る時雨と蝙蝠。蝙蝠は煮て食べようとしたが、思い当たるところがあったので食べないでいる。
■時雨 しぐれ
18歳。001-03 戦闘機関援護組織
悪餓鬼三人の一人。
暗闇、罠関係や高所での活動を得意とし、組織柄、戦闘は苦手。情報関連も軽く噛んでいる。現場での槻や雪斗の支援だけではなく、場合によって一人自宅に残り遠方から支援していることもある。元は捨て子で、幼少期に〈黄昏〉に保護された。拾われた前の記憶は無くしているが、特に気にしている様子は無い。物心ついたころから〈黄昏〉と言う箱庭育ちということもあり、一般社会と関わるのを非常に苦手としている。それを謙虚に示しているのが人見知りや子供嫌いという所。だが、妙に大人びていたリゼやロゼのことは平気だったらしく、読み聞かせを行っていた場面もあった。ロゼの悲報については知らされていない。
海の様に綺麗な青い双眼だが、本人はそれを好んではいない。視力は裸眼でも非常に良く、普段つけている黒縁眼鏡は伊達眼鏡。ただ、仕事中は視界の邪魔となる為外し、長い黒髪も一つに結んでいる。
落ち着いている雰囲気を纏っているが、実際には槻に劣らず活動的である。そして負けず嫌いである。
高い所での活動が非常に得意で、本人も好んでいる。それを支えているのは、高い運動神経である。戦闘面となると逃げに徹するしかないが、自分の得意を生かして囮役も買って出る。
今の悩みの種はとある所から送られてきた一通の手紙と、生意気な蝙蝠。
■槻 つき
18歳。
001-07 戦闘機関諜報組織
001-02 戦闘機関暗殺組織
茶色のショートヘア。鳶色の瞳をしているが、光の加減によって時折緑色が垣間見える。緑色の石のネックレスをしていて、普段からずっと身に着けている。幼馴染の氷も似たようなものを身に着けている。暗殺組織にも身を置くようになってから手に入れたもの。
本業は諜報組織だが、暗殺組織に身を置くことが多い。暗殺組織特有の精神的なダメージから身を護るものとして「仮面」を選択した。仮面を付けると人称が「私」から「僕」に変わるが、仮面を付けること自体最近は滅多にない。仮面をつける時は殺しをする時で己も覚悟を決めなければならない時。
タイプの違う黒いナイフを数種常に持ち歩いており、弱さを補うために毒も扱うこともある。だが、ギリギリの選択肢となっても毒を使うことには躊躇っており、毒を使う覚悟が足りない場面も時折見られる。人を刺したり、殺したりする行為に躊躇いは最早感じておらず、快楽すら覚えている。上司であり、師匠や先生の立ち位置に当たる白夜はそんな槻を異常と思っており、不本意ながら哀れみを感じている。白夜は槻の実力をしっかり評価している。
一度仲間と認識した人物の血が流れるのを非常に嫌い、誰かが自分の目の前で傷ついてはいつも後悔している。誰かを護れない自分が大嫌いで、常にどうすれば良かったのか考えいている努力家でもある。
元は捨てられていたところを翡翠が発見し、翡翠の頼みで真由美の姉が拾った。本人には内緒で槻は真由美の養子ということになっている。
幼馴染の朱里と幼馴染兼相棒である氷の二人や槻や時雨のことを非常に慕っている。 仕事中に食べる苦いチョコレートと氷がたまにくれるチョコレートが大好物。
■吉野 蒼 よしの あお 〈蝶使い〉
001-01 戦闘機関指示組織
003 医療機関系列の研究所技術職員。
年齢は20歳超えたくらい。
〈蝶使い〉と呼ばれる〈黄昏〉トップの立ち位置にいる一人。〈蝶〉は瑠雨。毒草が大好きで、研究所では毒草を専門に扱っている。扱えない毒草は無いと本人は語っているが真偽は不明。
非常に気紛れな性格で、好奇心から喜んで火に入る。〈蝶使い〉の中でも瑠雨とともに勝手に行動することがあり、白樹に良く心配されている。基本的に怖いもの知らずな性格で、考えたら次の瞬間即行動していることが多い。同じ場所に留まることはあまりなく、様々な組織に片足突っ込んでいる。一応戦闘機関にも身を置いているがメインが研究所での仕事の為、実際にそちらにいることは殆どない。
〈蝶使い〉としての代償に瞳を選んだ為、青い瞳である。
白衣の深いポケットに手を突っ込むのが好きで良く手を突っ込んでいる。親友を亡くしたが、特に悲しんでいる様子は見せてない。何を考えているか察させないことが得意で、翡翠もどこまで考えているか分からないと述べた。
不安定なため、〈蝶〉が食事を取るのと同じような方法で、人を食べることができる。過去に色々やらかして薬を飲まないと"今"を維持出来ないが、たまに薬を飲み忘れて瑠雨にお説教されている。
瑠雨と弟のような存在のことは非常に信頼しており、とても大切に思っている。また、自己犠牲が激しく周りにしょっちゅう止められている。
うさぎ穴と呼ばれるところに住む翁は育て親である。うさぎ穴は実家のようなもので、たまにそこに出没している。
◆瑠雨 るう 〈蝶〉──意思
001-01 戦闘機関指示組織
003 医療機関系列の研究所技術職員
表向きは蒼直属の部下だが、実際は忠実な蒼の〈蝶〉である。周りからは蒼の保護者及びストッパーとして見られることが多い。黄色の猫目で、細く束ねられた一筋の長髪を持つ。
常に人を見下したような態度をとっており、口調は敬語。お世話になった翁の前だけではたまに敬語が崩れるがそれも稀。瑠雨相手に口喧嘩で、確実に勝てるのは翡翠くらい。
頭の回転が速く、常に最適解を短時間で導き出す。身の回りの問題児の見張りもしており、蒼の傍を離れる時は誰かを見張らないといけないことが起こった時である。
雪斗の師や先生のような存在。実際に雪斗が幼い頃よく目をかけていた。そして幼い頃の雪斗は瑠雨に常にくっついていた為か、瑠雨の考え方や思考回路が雪斗にいつの間にかそのまま伝授されていた。瑠雨自身それをこっそりと喜んでいるが、自分の性格のようにねじ曲がらなくて良かったとほっとしていたりもする。
自分の色に関するハッキリとしたパーツがないと言う点で、他の〈蝶〉と少し異質。だが本質は同じであり、それが問題になることが無い。
蒼の事を貶める言動をとったり、蒼の事を良くディスったりしてはいるが、蒼
に対してだけは従順である。ただし過去の話だけはしたくないようで、話題に上がる度に逃げ回っている。
■白樹 はくじゅ 〈蝶使い〉
001-07 戦闘機関諜報組織。
〈蝶〉は白夜であり、依存と言う言葉がぴったりである。
銀色の髪に青と緑の不思議なオッドアイ。髪は〈蝶使い〉としての代償に、片目は眠りについた翡翠のために貸し出していた為、翠眼となった。元々は金髪の青い双眸だった。
組織柄、白いナイフを携帯してはいるが、それが血に塗れたことは無い。汚れ仕事は白夜が率先して片付け、白樹が手を下す時は御伽を使用するためである。組織の役割においても白樹は指示に回ることが多く、実際の現場に向かうのは白夜である。
不思議な雰囲気を纏っているが、実際にはそんなことは無い。本質は甘えたがり屋の寂しん坊で、白夜に今は良く甘えている。恵まれない幼少時代は人形に依存しており、度々白夜に人形狂いと言われている。白夜のせいで、または白夜のおかげで今は人形に依存することは無くなった。
諜報組織の仕事(監査)としていろんな組織へと顔を出す為、顔見知りが結構多い。人見知りも殆どしない。槻の上司に当たるが、これと言って直接的な指導をしたことは無い。
自己犠牲が激しい蒼のことを結構心配している。
◆白夜 びゃくや 〈蝶〉──記憶
001-07 戦闘機関諜報組織。
白樹直属の部下で、白樹の〈蝶〉。ふわふわの白髪に薄赤い瞳、瑠雨たちに比べて少し幼い見た目をしている。
槻と朱里の先生や指導者の立ち位置で、二人とも白夜に怒られることを非常に恐れている。
誰に対しても敬語は使わず、同じ口調で一貫する。 人によって態度がコロコロと変わるが、それは己を守る為であり悪気はない。ただし一度特定の人を下に見ると、とことん馬鹿にする。恐らくだがその性格には瑠雨が影響している。白樹の代わりに率先して汚れ仕事を行うが、本人は別に白樹の為じゃないと誤魔化している。
非常に寂しがり屋で白樹に依存している。過去に固執している面があり、その関係で特に六月末を恐れている。また、同じような理由で寝ない。白樹がなぜ寝ないのかと聞いたところ、寝なくても死なない、寝たら連れてかれる、と少し震えながら答えたという。最近は目を瞑って休む場面も見られ、だいぶましになってきた模様。
仲間のことは大事で、傷つけられたら何を犠牲にしようとしても守り、復讐をもくろむ。翡翠とは似たもの同士であるためか、良く口喧嘩をしている。しかしやっぱり似たもの同士なので、何やかんやで良く一緒に行動している。ただ、翡翠の思考回路は白夜にとって理解不能なものらしく、時折不愉快さを感じているんだとか。
記憶に関する事柄が得意で、ちょくちょく人の記憶をいじっている。優しさからであり、それが仕事だからだとか複雑な理由がある。また、白夜の記憶を操る下位互換の一つとして〈黄昏〉の技術"記憶処理"がある。




