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ロリコン2人による異世界探検記  作者: 夜月 朧
現実編
2/33

第1話「未だ、新たなる天地を知らない子羊よ。導かれよ!」(朧作)

はいはい。頑張ります。リレーするのは、ポカりんさんと言います。こっちには投稿してないですが、二次創作小説を書いてたらしいので、期待してます。

リリリリリリリリリリリッ!

大きな音が鳴る。数年前に中学の卒業祝いでもらった目覚まし時計だ。

通常より大きな音が鳴るので朝が苦手な俺にとっては、いい貰い物だったかもしれない。

音が大きすぎるのが玉に瑕だが、仕方ない。



「あぁ、今日も学校か。今日行ったら終わりだから、頑張るか。」

ベットから起き上がると、真っ先にパソコンをつける。起動するのを待っている間にパジャマを脱ぎ、制服に着替える。学校の準備は既に昨日のうちに終えていて、起動するまでやることはない。



「ようやく起動したか。そろそろ新しいパソコンが欲しいな。・・・・・ねだるか?いや、小遣いでも貯めよう。めんどいけどバイトでもするか。」

自分のホームが見えてきて起動したことを確認する。起動した後はすぐにいくつかのゲームのログインボーナス回収だ。夜にすると忘れるかもしれないからな。朝しておくに限る。昔、忘れていた時なんぞ、5週間ぐらい放置してたからな。まぁ、やってなかったともいう。



「よしよし、スマホで見るか・・あ。連絡来てる。」

スマホの無料SNSアプリを見てみると友達から連絡が来ていた。読んでみたが、普通の連絡みたいだな。あんまり気にするようなことじゃないか。だが、暇だったのでなんとなく返信する。



「・・・既読がつかないが、当然だな。あいつは朝早く起きるような人間じゃないし。ちょっと早いけど、学校、早めに行くかな。なんもすることないし。」

そういって鞄をもって階下に行く。1階には朝食すら用意されていない。小学生のころまでならこんな時間でもちゃんと準備されていたんだったな。・・・昔はどうでもいい。無造作に置かれている野口英世さんを財布に入れる。コンビニでもよるか。



外に出て、自転車のカギを開け自転車に乗る。家から学校までの距離は自転車で10分程度。その間にあるコンビニで朝食を買い、それを持ったまま学校に向かう。


いつも見慣れている通学路をいつものように走っていく。いつもと違うことと言えば、少し風が纏わりついてくるような感覚をすることだろうか。霧のような感覚だが、いつもより早いし、これが普通なのだろうか?霧は見えないのだが。


「おはよー。あ、増原じゃねぇか。今日は早いんだな?」

学級内に入っていくと、一人、誰かいるのがわかる。いつもは遅れてくる彼の姿を見てそう声をかける。

「あ、おはよー。ひかり君じゃないか。今日は早めに来てみたよ。君に言われたからね。」

彼の名前は増原ますはら 大翔はると俺たちのオタク同盟のうちの一人だ。勿論、だれにも言ってない同盟だが。彼は中二病でいつもそういうワードばかりを話している。一切の矛盾がないところが、少しイラつく。普通なら設定の矛盾はあるんだが、あいつにはないんだよなぁ。しかも、奴はイケメンだ。王子様みたいな喋り方で顔もそうなのに、残念なイケメンだよなぁ。



「いや、早すぎやしないか?まだ7時前だぞ?飯は?」

そう、何を隠そう、今の時刻は7時5分前。先生でさえ、一番最初の人くらいだ。よく職員室開いてたな。と言いつつ、コンビニの弁当とおにぎりを机に置く。渡すそぶりを見せると。


「あ、もらえるかな?食べてないんだ。まぁ、普通のおにぎりじゃ僕の暗黒力の前に持たないからね。コンビニじゃ買えなかった。」

あ。こいつ、言い訳しやがった。まぁ、いいか。と渡し、自分も食べる。やっぱり、ツナマヨは至高だな。美味しい。

そんなことを話したり、最近のことをしゃべったりしていると、時間がたち、パラパラと人が来始める。

そして、やってきたのは高身長な男、成瀬なるせ 悠也ゆうや。最後のオタク同盟の一人。二人のロリコンのうちの一人だ。







因みに最後のロリコンは自分、河崎かわさき ひかりだ。


朧「あ、よろです。(リア友だけどね。)」

ポカさん「よろです。頑張りましょう。」

朧「あ、ガンガン、無茶振りしていくので頑張ってください。」

ポカさん「え・・・・?」

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