冬幻列車~列車に一缶加えて一冊~
不運の事故で武道家としての選手生命を絶たれてしまった青年__広野侑。
失意と空虚の中で立ち止まってしまった彼は、とうとう実家に連れ戻されてしまう。
ある夜、不思議な気配にふと目を覚ました侑はその気配をたどって家を出た。
するとたどった先には、実家の最寄り駅に現れた幻の3番ホームと随分古いデザインの電車が一両。
電車の中から現れた車掌__ヨモギが侑に問うた。
「どうして立ち止まっているんだい?」
そんな彼女の質問に侑はこう答えた。
「...進み方を忘れちゃったのかな」
不思議な電車と不思議な車掌、そして不思議な1時間。不思議と侑。それはきっと素敵な出会い___
失意と空虚の中で立ち止まってしまった彼は、とうとう実家に連れ戻されてしまう。
ある夜、不思議な気配にふと目を覚ました侑はその気配をたどって家を出た。
するとたどった先には、実家の最寄り駅に現れた幻の3番ホームと随分古いデザインの電車が一両。
電車の中から現れた車掌__ヨモギが侑に問うた。
「どうして立ち止まっているんだい?」
そんな彼女の質問に侑はこう答えた。
「...進み方を忘れちゃったのかな」
不思議な電車と不思議な車掌、そして不思議な1時間。不思議と侑。それはきっと素敵な出会い___
プロローグ~音が鳴る カチリ止まった 僕の時~
2016/11/26 17:33
(改)
第1話~優しさを 伝えられても 疎い僕~
2016/11/27 18:59
(改)