出雲白夜の憤慨
すいませんm(_ _)m
投稿、七時間ほど遅れました(泣)
大量の弾幕を放ったゆうかりん。
それを横に飛び出して避けた。
ドッカァァァァァンッ!!と、後方から爆音が響く。
「ちくしょう!!何でこうなったんだ!?」
次々と迫り来る弾幕をなんとか避けながら俺は叫ぶ。
それにゆうかりんは笑って答える。
「フフ……フフフ……ハハハハハ!!貴男が頑丈だからよ!!」
あ、いかん。ゆうかりんのSが発動した。
更に濃くなった弾幕が俺に襲いかかる。
既に避けきれなくなった俺は、自身の能力で空気中の水分を凍らせ氷の壁を作った……が。
「(何でこんな無駄に消費する事したんだ!?普通に地面使えばゆかったのに……)…………ってはぁ!?」
ゆうかりんの放った弾幕は厚さ2メートルの氷の無茶ブリ壁をいとも簡単に破壊した。
ヤバい――破壊された氷の破片が飛び散ったため、つい顔を覆った俺に弾幕が襲いかかる。
「(……はあ……起きたら生きてたらいいなぁ)」
などと、馬鹿な事を考えて目を瞑った。
が、弾幕は俺に届く事はなかった。
「あ、あれ?」
何が起きた?
「ちっ!紫、あんた……」
ん?ゆかり?どっかで、聞いたような……ゆかり?……ユカリ?……YUKARI?…………紫!
「ごめんなさいね。この子、私の落とし物なの。だから「紫いいいいぃぃぃぃ!!」え?ちょ、いやぁぁ!?」
俺は地面の土をボール状にして紫にぶつけた。流石の紫も不意打ちには対応出来なかったらしい。紫は見事に地面に落ちた。
「ちょっと何すんのよ!私、何もしてないじゃない!女の子をこんな泥だらけにして何が面白いのよ!」
「何もして無いじゃない!俺を無理やり幻想郷に連れてきただろうが!あと、お前は女の子って年じゃ無いだろうが!」
そう言うと俺は紫の首の服の襟をガッ!と掴んだ。
「さぁ~て、何で俺を連れてきたかゆっくりと教えて貰おうか?」
そう言って俺は紫をズルズルと引っ張る。
「い、いやぁぁ!!けだものぉぉぉ!!」
「人様が誤解するような事言うな!」
俺は紫に正義の鉄拳を下した。
ゴッ!、と鈍い音が紫の頭から響く。
「うっ、いったぁ~い……って、ちょ、引っ張らないで!自分で歩くから!」
「そんなの信じられるか!」
紫だしな。何するかわかったもんじゃない。
そんな感じで、俺は痛いだの、離せだのほざく紫を人気の無い所に引っ張って行った。