さぁ、修行だ?[慧音編]―①
予約投稿よんっ!
どうもこんにちは。緑犬ミミ、緑髪のおかげで、完全女だろとレミリアに笑われた白夜です。
早速する事となった修行だが、BB……紫が、曜日を決めてする事となった。
月曜日――紫レッスン。火曜日――美鈴レッスン。水曜日――妖夢レッスン。木曜日――アリスレッスン。となっている。なお、金、土、日曜日は仕事をするように言われてるのだ。
「幻想郷に住むんだもの。何か人里の人達にこうけんしなきゃ」
という紫のありがたい(?)お告げにより、仕事先が決まったのだ。
「じゃあ、行ってくるよ」
「いってらっしゃいです」
最近、影が薄いような麟の声を聞いて家をでた。
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「さぁて。いよいよか」
とりあえず、仕事先の人里にきた。
「安いよ安いよー!」
「よってらっしゃいみてらっしゃい!!」
「こ、これが伝説の宝剣か!?」
なんか一つ違うのが混ざってるような気もするが、気にしない。
そんな人里の人達に挨拶をされたり、少しの談話をしたりしながら目的の所まで行く。
「お、此処か」
目の前には、でかでかと『寺子屋』と書かれた他の民家より大きい建物が。
「さてと……入りますよっと。……誰か居ますかー!」
何にも許可をもらわず、勝手に中に入る。中は、まぁ……簡単に言うと、少し大きめな江戸時代風の玄関だ。
そういや、江戸時代風って便利だよな。此処の民家とか、店とかそれで全部説明つくし。
そんなどうでも良いことを考えながら『あの人』を呼ぶ。
「はいはい……」
俺が『あの人』を呼ぶと、白い髪の毛をゆらしながらすぐに出てきてくれた。
そして、俺を見て一言。
「緑髪……あ、君まさか出雲白夜君か?」
「はい!よろしくお願いします!!」
「そんなかしこまらなくてもいいよ。私は上白沢慧音と言うものだ。此処の寺子屋の教師なんかをやっている。これから『教師』としてよろしくな」
「……はい!」
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その後。すぐに算数の授業をしてみる事になり、
「さて、じゃあ問題だ。……ここにウサギが二匹、タンポポが三本ある。全部で合わせていくつになる?じゃあ……チルノ」
「えっと……二?」
「はぁ……よく見て見ろよ。まずタンポポが……あぁぁぁ!?タンポポが無い!?」
「先生ー!!ウサギがタンポポ食べましたー」
「くそ!ウサギじゃなくて犬にしとくべきだった!」
「先生ー、それもっとだめだと思いますー」
みたいな授業をして、今日は終わった。