さぁ、修行だ!![アリス編]―①
予約投稿さんっ♪
「はい。じゃあ、授業を始めます」
アリスがそう言った。
今、居るところは紅魔館の図書館。そこにアリスが頼み込み、修行する事になったのだが……。
「何故に授業?そして、なんでパチェがいる」
前方にはホワイトボード。その前にメガネをかけたアリスとパチェ。そして、小さな机を挟んで俺が居る。
もうこれ、完全に授業じゃないか。
「あら?私たちが手取り足取り教えてあげるっていうのに、断るの?」
メガネを掛け、何かの本をペラペラとめくりながら、パチェは言った。
「いや、別にいやと言うわけじゃ無いけどさ」
そう言って俺は、何故か人里に売っていたルーズリーフとシャーペン(HB)を、持ってきていた小さなバックから取り出した。
「?白夜、何してるの?」
アリスが言った。
「何って……なんか書くもの必要かなぁって……」
「あぁ。今日はいらないわよ」
アリスがニコニコしながら言う。
「そういえば言って無かったわね。今日はアリスと、どうゆう風に教えたらいいかって事を話し合うだけだから、白夜は何もやらないわよ」
パチェが言った。
「……はぁ」
何もないなら呼ぶなってんだ。……待てよ?まさか……。
「だから図書か「逃げるが勝ち!!」こあ!!」
「はい!!……てやぁ!!」
「ぐぷはぁ!?」
パチェの呼び声で、飛び出ようとしたドアから小悪魔が現れる。そして、小悪魔の放った弾幕に当たり、吹っ飛んだ。
そして、吹っ飛んだ時に反射的に閉じたれ目を開けると、
「ふふっ……♪」
と、パチェが嫌な笑みを浮かべていた。
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紅魔館の図書館の掃除が始まる。
「一応ですが、掃除って言っても本の整理だけですけどね……はい。これ、リストです」
小悪魔から、整理の為のリストを貰う。そして、ざっと中身をみてみた。
「ふむふむ……『⑨でも分かる!魔法入門』、『慧音の速攻理解―数学』、『正しい本ね借り(盗み)方』、『東方見聞録』、『ポリー・ハッターと、(ピー)の部屋』、『文ヶ。新聞の全て』、『生徒会の○存』、『バ○とテ○トと召喚獣』、『涼宮ハ○ヒの憂鬱』、『ソード○ートオンライン』、『アク○ルワールド』、『とある魔術の禁○目録』、『魔法科○校の劣等生』、『ゲームは楽しめ!命○大切に!』……後半ラノベばっかだな」
とりあえず、指定されていた通りに本を並べて行く。すると。
ゴト。
「ん?これは……だ……いありー……ダイアリー……日記か」
本棚から、茶色のカバーの小さな本が落ちてきた。
それを拾い上げ、中をパラパラとめくる。
そして、目についたページを読んでみた。
「『○月□日。今日はお嬢様に『すくぅるみずぎ』という新しい服を渡した。露出が結構多いような気もする。お嬢様はさっそくきてみた。するとどうだろう。お嬢様の体のラインがはっきりと浮き出てるではないか。そして、次の瞬間。私の中で何かが目覚めてしまった。』……咲夜……ここからお前は変態に「何をしているのかしら?」な゛……!」
気が付いたら、目の前に神でも殺せそうな目で俺を見ている咲夜さんがいた。
……ちなみに、聞いた所によると、咲夜さんは今13才らしい。
「あなた……覚悟「逃げるが勝ち!!」逃げられると思って?」
「ぐふぅぅ!?」
咲夜に足を引っ掛けられた。
「え、ちょ、まっ」
今まで四回の死。残機が残り1となった。
余談たが、咲夜さんのメイド服のスカートが捲れ、パンツが見えたのは秘密だ。絶対n「ピチューン」。