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東方白來伝  作者: 冴月(元:九尾の白狐)
一泡吹かせよう 編
25/67

さぁ、修行だ!![美鈴編]―①

予約投稿~(^O^)

 どうにかなった紫に気絶させられ、修行なんか出来る状況にならず、正気に戻った紫に介抱されただけでその日は終わったのだが、それがマジで危なく、右腕左足折れたのだが、まぁ、なんか知んないけど直り、いやいや修行をしようと紫に持ちかけたら、「話の都合上色々めんどくさいから、とりあえず日替わりでみんなの所に行きなさい」と、かなり危ないことを言われたのだが、とりあえず気にしないでおき、その後紫に隙間で紅魔館の近くまで送って貰ったと言うわけだ。……長いな。



「おーい!中国いるかー?」



 紅魔館の門の前。何時も(?)ならいるはずの美鈴がいない。



「おーい!美鈴……いた」



 とりあえず門をくぐってみると、ちょうど門の裏の辺りに椅子をおき、気持ち良さそうに寝ている。



「くかー」



「……」



 頭を上にしてよだれも垂れて、椅子が倒れそうになっているのだが、それでも倒れないのは拳法のお召しか?



「くかー……ふふふ……駄目ですよぅ咲夜さん、こんな所で……ふふふ……」



「こいつ危ないな!?」



 こいつ!!門番放り出して咲夜と『(見せられないよ!!)』する夢見てんのか!!


「許せん……!かわいそうだが、お仕置きだッ!!」



 そう言って、作業に取りかかった。










そして、30分後。


「ふわ~!」



 ガンッ!!



「ヒャンッ!?」



 ドンッ!!ポーン!! バシャッ!!



「うひゃあ!?だ、誰ですかッ!!」



 ツン。



「あうっ!?」



 ボヨン!!ヒュー!! バリンッ!!



「あたた……」



「……門番放り出して何してるのかしら?」



「ひぅっ!!さ、咲夜やさ」



 ピチューン……。


「……よし」








-----------


 目の前には、ナイフが刺さったまんまの美鈴が額にあの怒りのマークを浮かべている。



 何が起きたか説明しようか。



 まず、美鈴の腕に紐をむすび、近くにある門の上にうまい具合にタライを置く。



 すると、起きた美鈴が背伸びをすると紐が引っ張られタライがヒット。



 そして、タライヒットのおかげで椅子が後ろに倒れる。



 椅子の後ろに仕組んどいた簡易シーソーの片側に頭がヒット。



 そして、反対側の水入りバケツが宙を舞い、水を撒き散らす。



 そして、水にヒットした美鈴が「敵か!」と立ち上がり歩きだそうとしたとき張っといた紐に引っかかり、前に倒れる。



 そして、倒れるだろうその部分だけトランポリンみたいにしておき、そこに美鈴がヒットし飛び跳ねる。



 美鈴が紅魔館の窓を割って侵入。咲夜に見つかりフィニッシュと言うわけだ。かなり運任せだがな。



 「さぁ、白夜さん。修行、殺りましょうか」



「字が違うぞ字が」


「大丈夫です。これであってますから。それじゃあ……そうですね……。まずは腹筋、背筋、腕立て、スクワット、懸垂、バービージャンプ、ビ○ーズブートキ○ンプを百回づつお願いしますね」



「おいおい。最後のって百回やる必要あるかい?ていうか。テレビ無いのにどうやるんだよ」



「大丈夫です。気合いと努力で何とかしますから……白夜さん。そんなかわいそうな子を見るような目はやめてください。テレビはちゃんとありますから」



 くそっ!!ビリー○ブートキャ○プだけは避けたかったのに!!



「なんでいきなりの百回なんだよ?普通もっと軽いところからはじめるだろ」



「え?百回なんてすぐじゃないですか?」



 ……わぁ、美鈴の目が怖いよぅ。



「逃げるがか「逃がしません」な!?嫌だぁぁぁぁぁぁ!?」



 翌日、筋肉痛で動けない俺は、もう二日間、紅魔館に居る羽目になりました。



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