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東方白來伝  作者: 冴月(元:九尾の白狐)
一泡吹かせよう 編
24/67

さぁ、修行だ!![紫編]―①

やっと胃腸炎から回復してきました。

 長く長くかかってしまった顔合わせも終わり、ようやくゆっくりできる時間ができた―-訳もなく。


 そんな事に気づいたのは、俺が家の窓から差し込む一筋の光が俺に当たり、ウトウトしてる時のことだった。



 ガラガラバンッ!!



 ガッシッ!!



 バンゴン!!



 ガラガラピシャンッ!!



 一応説明すると、最初の『ガラガラ』は紫がドアを勢いよく開けた音。『ガッシ』でウトウトしている俺の服の襟を首が絞まるほどにつかんだ音で、『バンゴン』は紫につかまれた俺が家のいろんなところに当たる音で、『ガラガラピシャン』で、気絶した俺を連れて紫がドアを勢いよく閉めた音だ。


 そして、気がついたら俺はマヨイガに寝かされていた。


「あん?何で俺こんなとこ「私が連れて来たからよ!」ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!?ババアァァァァァァァ!?」



「……霊夢にかぎらずあなたまで……ババア言わないでよ……いくら大妖怪って言っても精神はそのままなんだから……」



 寝ている俺の上に隙間でいきなり出てきて、挙げ句の果てに『ババア』と言われた紫が「ばかぁ……」と良いながら目に涙を浮かべている。


 なんか可愛いと思ってしまったのは余談だ。



「えっと……ごめんなさい」



 なんか気づかないところでババアが結構きていたらしいな。しかも霊夢にババアか……。



「ぐす……良いわよ、もう。ただし……修行は厳しくするけどね♪」



 紫の涙が嘘のようになくなり笑顔で言った。



「……いやいや。そりゃあないぜ、紫さんや」



 修行か……めんどくさいな……。


-----------



「さて。取りあえず、あなたには私と戦って貰うわ」



「ごめん、ちょっとトイレに……」


「逃がさないわよ」


「ぐえっ!?」



 いきなりの戦闘発言により逃げたそうとしたが、アリスから貰った服(何故かはしらないが執事服)の襟をつかまれた。



「戦い方も知らないのに戦えってか!!」


「嘘。空手やっていたでしょう?」



「そうゆうのじゃなくて!!……ああ、もう!!やってやんよ!!」



「ふふっ、その息よ♪」



 やっぱり戦う事になった俺。



 そして、紫が少し距離を取り「じゃあ、始めるわよ」と言ったとたん、その時。



「うお!?」



 紫が放った弾幕が俺の頬の皮を掠めとる。そして、一筋の血が流れた。


「ちょ、まっ!待って!!」



「大丈夫よ♪あくまで弾幕だし死なないから♪」



 ……うわぁ紫の目が笑ってねー。むしろ死んでるよ。



「ふふふ……みんな……みんななんで私ばっかりババアってよぶのよ……!……永琳だって、幽ヶ子だって同じぐらいの歳じゃない……!」


 あ、こいつはヤバい。



 と、走りだそうとしたが時既に遅し。


「あ」



 辺りをカラフルな弾幕で囲まれていました。



「俺、紅魔郷しかやったことな」



 そして、俺は少しの間気絶していました。

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