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東方白來伝  作者: 冴月(元:九尾の白狐)
強者探し編
13/67

モフモフ

やっと……5000PV……。



ありがとうございます!!

さて、あの二人が余りにも可愛いのでついつい安請け合いをしてしまった私、八雲藍。探すったってどこから探せばいいのか。



「どこから探そうか」



まあ、突っ立っていても仕方がない。



「とりあえず適当に……」



適当に探すことにした。




-----------



「此処どこだよ……」



麟と橙から離れておよそ15分。俺は、どこに居るかすら分からなかった。



「『迷い家』で『マヨイガ』だもんなあ。そりゃ迷うわ……って、迷ったのは俺の不注意か」



そんな独り言を呟きながらテクテクと適当に歩く。



「しかし、何でこの年になって今更迷子?」

自分がとっても情けない。



「ああぁぁ!!めんどくさい!!」



俺は、その場にドカッと座った……が、




バキッと、





嫌な音が響いた。



「え?ちょ、まっ、ぎゃあああぁぁぁ!?」



俺は、床の下に落ちていった……。



「って、こんなとこで終わらせてたまるかあああぁぁぁ!!」


俺は落ちてきた勢いを消せるわけもなく、下に落ちていく。


「え、ちょ、きゃああぁぁ!?」



そして、モフモフの誰かにぶつかった。




-----------



白夜さん探しを引き受けて15分。けっこうちゃんと探しているのに一向に見つかる気配なし。


正直、ここ探すのは嫌なんだ。クモの巣は沢山あるし、ネズミは居るし、ボロいし、……。





「はぁ~、どこに居るんだ……」

と、私が溜め息をついたとき、



バキッ!!



という、何かが壊れた音がした。



「?」


私は辺りを見渡す……が、誰もいない。


「どうせ、迷い込んだ妖怪が勝手に落ちたんでしょ」



と勝手に納得をし、その場を立ち去ろうとしたときだった。


「ぎゃあああぁぁぁ!?」



誰かの叫び声が聞こえる。そして、私が上を向いた時、



女の人が落下してくるのが見えた。



「え、ちょ、きゃああぁぁ!?」



私とその人は見事にぶつかった。





-----------



「いってぇ……完全にミスっ……誰だ?こいつ?」



俺はぶつかったモフモフの正体を見る。 ……が、正体がわかるまで5秒もいらなかった。



「あ、八雲藍か」



九本の尻尾。それだけ分かれば、誰だかは、わかった。



「うーん、まさかぶつかられるとは」


そう言って、八雲藍は起きあがる。



そして、俺に気づいた。



「君は?」



「……」



藍になんか言われたが、俺の視線はとある所に釘づけだ。



「おーい」



「……はっ!?失礼いたしました!!俺は、出雲白夜って言います」



「そうか、君が……。話は聞いているよ、私は八雲藍だ」



藍の返しの自己紹介なんて聞かず、俺はとある所を見ている。



「……さっきからk「八雲藍さんっ!!尻尾触らせて下さいっ!!」はい?」



そう言って、俺は藍の尻尾に飛び付いた。


「あ、ちょ、やめ、し、尻尾は……アー!?」



俺は藍の尻尾を心いくまで堪能した。

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