表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

98/98

第97話 ラミア再び

シュミ達は、テープの村に到着した時には日が沈み、休息をとる為に各々のテントに、入る事にした。


テープの村は、頂上の平地は10キロ程あり、その半分は森林が広がっていて

頂上部分で自給自足が成り立つ特殊な、丘山だった。


朝日が昇る頃には、日課の鍛錬が始まり、シュミとジュリアはスパーリングで汗をかき、セルーヌ達は各々で鍛錬をし、日が完全に昇った頃に、2頭の早馬が来るのが見えた。


「マリア!なんか馬来てるぞ!」

シュミは鍛錬を中断して、少し離れたマリアに駆け寄った。


マリアとシュミは、馬を確認する為に崖の先端へ移動すると、兵士が掲げている旗を見る。

そこには、深紅の旗に剣と杖の紋章が描かれているのが見えた。


「ボラタ様の旗の様ですね。」


「あぁ、どうしたんだろう?」


「朗報なら良いのですが…。」

マリアは、指揮テントの方に向かって、歩き出した。


馬が着き伝令兵が、マリアが居る指揮テントに入り、数分が経った後に、マリアがテントから飛び出して来た。


「今より全軍、南に向かいます!すでに、我ら以外はラミアと魔獣の群れと戦闘に入った!至急軍備をまとめ移動します。」


「は!」

近衛兵達は、慌ただしく動き廻る。


シュミ達も装備を整え、全ての近衛兵達も、1時間もしないうちに、準備が終わり移動始めた。


2日後、シュミ達はアウラ湿地帯へとたどり着いた。


そこには、色々な魔獣や魔物と兵士が入り乱れ、混戦状態になっていたが、魔獣の後方には、ラミア姿とその眷属達が控えているのが見えた。


「マリア!近衛兵達の指揮を頼む。俺らはラミアへと突っ込む!」

シュミ・セルーヌ・ソーシャ・エリカ・ジュリア・しのぶが勢いよく馬車から飛び降り、ラミアの方に突っ込んで行った。


「え?っちょっ!」

マリアは、シュミ達が走り去って行くのを、唖然としてみていた。


「じゃぁ私も!」

雅もシュミ達の後を追いかけて行った。


「え?えぇ~……ったく、もう!」

マリアは呆れて、皆の背を見つめていた。


「エリカ・ソーシャ・セルーヌは、眷属を蹴散らせ!ジュリアとしのぶは、俺とラミアをやるぞ!」


「はい」×4

「ほい!」


火産霊ほむすびよ、天より炎を灯し、怒りの業火で仇なすモノを滅し給え!」

轟音と共に、無数のコメットがラミアと眷属達に降り注ぐ。

その凄まじさに、シュミは驚き走りながら、後ろを見る。

「雅か……凄まじいな!」


「すげぇっしょw」

ジュリアは、何故か自慢げに言う。


「はぁ~、なんであんたが威張ってんのさ!」

しのぶがジュリアに呆れ顔で言った。


「うわ~!負けてられない!」

セルーヌは足を止めて、詠唱を始める。

「深く紅く大地をも浄化する炎よ!爆ぜよ終焉の聖炎」

無数の紅い羽がラミア達の上に降り注ぎ、羽が地面に触れた瞬間に次々と爆ぜてゆく。


「すっご!」

「すっごw」

シュミとジュリアが、同時に驚く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ