第92話 休息の終わり
シュミとセルーヌの婚姻式が終わり、シュミPTは3週間ほどアマシーで、ゆっくりと休暇が取れた。
ラミアの情報も入らず、王国が冒険者に向けて、情報収集の依頼を出すほど、情報が入らなかった。
シュミ達も早朝の鍛錬以外にも、色んな戦術を試す為に、扱った事の無い武器を試しながら、鍛錬を積んだ。
エリカは、両手斧や両手剣と槍の指南をレカルドとリンクスより受ける。
ソーシャは、チャクラムをシュミから学び、弓術の遠距離武器をボラタより指南を受ける。
マリアは、ボラタから戦術・戦略の指導受け、黒魔術の攻撃魔法の指南も受け。
セルーヌは、回復魔術・状態異常系魔法・身体強化魔法をカリヤより指南を受け、双剣術をしのぶより学んだ。
シュミは、ジュリアに刀と体術の鍛錬を受けた。
「かなりのスキルアップになったな!」
シュミは皆の上達ぶりを見ながら、呟いた。
そして皆で昼食をとっている所に、ボラタが食堂に入って来た。
「ラミアの情報が入りましたよ、皆さん出発の準備をして下さい。」
シュミ達はワイワイと賑やかな食事をしていた所に、情報が入りその場がシーンをした。
「やっとですか…みんなさん準備をしましょう!」
マリアは、キリっとした顔に早変わりする。
「よし、手分けして準備だ!」
シュミは立ち上がり皆を見渡すと、皆が頷いた。
「エリカとソーシャとしのぶは、ポーション等の薬系を!」
「はい。」×3人
「シュミとジュリアは食料をおねがいするわ。」
「あぁ。」
「はいよ!」
「レカルドさんとリンクスさんは、装備関係の必要な物をお願いします。」
「わかった。」
「うむ。」とレカルドは、頷いた。
「私とソーシャは、ボラタ様とカリヤ様の執務室へ。では皆さんお願いします。」
皆立ち上がり、食堂より出て行った。
ボラタ・セルーヌ・マリアが、カリヤの執務室へと入って行った。
「あぁ、来たかい。」
ボラタ達3人は、カリヤが目線で座る様に促すと椅子に座る。
「カリヤ様、今回はどの位の討伐隊が、出陣するのですか?」
マリアは、羊皮紙を取り出し、メモをとる用意をする。
「今回は、王国軍2000人・冒険者300人・ユウナ率いる我が兵2000人・ブラウン辺境伯の兵1000人・他の貴族混合私兵2500人が、出陣する。」
「ブラウン伯とは?」
セルーヌが、首を傾げる
「あぁ、ブラウン辺境伯とは、ここより西方に領地があるんだが、ラミアが発見された場所の領主さ。」
「え?辺境伯ですか?ですが…?」
マリアが、考えている表情していると。
「マリア?ブラウン辺境伯は、俗世を嫌っている人ですが、領民には優しく良い領主なのよ、国王もそれを承知で辺境伯の地位を下賜しているのよ。」
ボラタが、マリアに教える。
「変わり者だからな、アイツは!登城も年一度しかしない、政にも興味がない。自分の領地だけがアイツの生きがいだからな。」
(ふーん)って顔をしているセルーヌがいる。
「さて、そんな事より…今回はユウナ率いるウォックス軍の中の一部の部隊、魔剣士部隊をゼクトに任せる、セルーヌよ…親子で功績を挙げよ!」
「は、はい!」
「我が娘よ、今回はハボック・リリー・ルルと共に、シュミ達のお守をしてもらうが、シュミ達単独は危険だろうから、私の近衛兵100人も一緒に行動する様に。」
「はい、わかりました。」
「では、ブラウン辺境伯の領都、ブラウニーへ準備が終わり次第出陣せよ。目標は殲滅じゃ!ブラウン辺境伯には、色々と話は通してあるから、気兼ねなく暴れておいで。」
「はい!」×3
その頃、
「ところで~、マヨってこっちの世界でも作れるんすか?」
商店街を歩きながら、ジュリアがシュミに尋ねた。
「あぁ、簡単にそれっぽい物は作れるが、どこぞのメーカー品とは味も多少かわるがな。思っているより物足らない感じと思うぞ。」
「へ~そうなんすねwでもマヨ食べたいわ~。」
「今度作ってやるよ。」
「マジっすか!」
「あそこの果物屋で、買い物は最後だ。」
「りょ!」
2人は楽しそうに、果物屋に入って行く。




