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第83話 シャープの港町 入港


シュミ達は出航し、3日間も海上の慣れない生活をする事になったが、平衡感覚を鍛えるのには、便利だ。


揺れる甲板での、スパーリングはとても難しいが、予想できない動きをする足元が楽しい。


その頃、ボラタの率いる女性兵士達は、1人の脱落者も出さずにキャビの町に着いた。

キャビの周辺に、野営し2日程休息を取り、レコアナに向かい進軍する。


その一方で、内陸部の陸路からニコス皇国側の国境の町ロッジに、千人程の国王軍が配備される事になった。

ロッジの町付近で、魔物が多発する様になり、ピュートーンの影響だと思われ、国王軍と王国貴族の私兵も派遣し、リンクスとレカルドも参加している。


シュミ達は、ニコス皇国のシャープに入港した、シャープには入国管理局が有り、ハボックが居なければ、かなりの時間を費やす事になっただろう、ハボックが来たのは入国をスムーズにする為だった。


シュミ達は、国王の勅使としての証明書を持っていなかった為、ハボックを派遣した。

シャープの町は、マアシー町と同じ位栄えており、安定した治安の様で、かなりの賑わっている。


シュミ達は、町に入り宿屋を探していると、大きな宿を見つける。【海と山の幸亭】

宿の受付をして、皆で町を散策に出るとハボックとジュリアは、2人でいつの間にか居なくなっていた。


とりあえず、シュミ・マリア・セルーヌ・ソーシャと冒険者ギルドで情報収集をする事にし、エリカ・リリー・ルルは、ギルドの隣にある酒場で情報収集する。


シュミ達は、ギルドの受付嬢にギルドマスターとの面会を求め、アリシルス王国のラミア討伐隊である事を説明し、ラミアの情報を聞く為と、受付嬢に説明すると、すぐにマスターの部屋に通された。


部屋に入ると、エルフ族の美人な女性が椅子に座っている。

「ようこそニコス皇国へ。」


「お初にお目にかかります、アリシルス王国ウォックス侯爵家配下のマリアと申します。」

マリアは、深々と頭を下げた。


「これはご丁寧に、私はシャープギルドマスターのニーズです。」

椅子から立ち上がり、頭を下げる。


「っで、ラミアの情報ですよね?」

ニーズは、マリアに尋ね、シュミ達をソファーに座る様、手で薦める。


「えぇ、出来れば詳しい情報を共有させて下さい。」

ソファーに座りながら、マリアが答える


「では、今まで入ってきている、情報をお伝えします.....恐らくそちらが知っている情報とあまり変わらないと思いますが、とりあえずお話ししますね。」

ニーズは椅子に座り直し、ギルド職員がお茶をテーブルに出す。


「まずは、誘惑のスキルの上位スキル魅了を使います、これは常時発動スキルで、瞳を直視すると男性を虜にさせて同士討ちさせ、魅了させられた者が死ぬまで、効果は続きます。他には、ラミア自身が女性を襲い自身の分身を作り出す事が出来ますが、オリジナルのラミアと同じ様に魅了を使いますが、分身の首を落とせば効果は切れます。」


「また、声を使うスキルの美声を使います…これは眠気・倦怠感等を発生させるスキルで、精神的に弱っている人に、発動すると確認されています。基本はヒールで治せますが、その日は戦闘に参加出来ない程、精神的に衰弱すると報告されています。」


「分身にされた女性に関しては、未だに治療出来るかは不明です...以上です。」

資料見ながら、現在確認されている情報を教えてくれた。


ニーズが話している最中、何度もシュミと目が合う


「ありがとうございます。」

マリアは、お礼をしながらセルーヌを見ると、セルーヌはニーズが教えてくれた情報をメモしている。


「ところで、貴方のお名前は?」

っとシュミに、ニーズが言う


「ん?あ!俺は...いえ、私の名は、シュミ・ウォックス・ティフォシです。」

軽く会釈する。


「ウォックス家の…良ければ、今夜お食事でも…2人っきりで、お会いしたいのですが。」

ニーズが少し頬を赤らめて、言うと。


「無理です!!!!」

セルーヌが、食い気味に答える。


「だ、そうです。」

シュミが、セルーヌを見て、視線をニーズに戻して答える。


「これは、失礼いたしました。」

ニーズは、慌てて謝る。


「いえ、情報ありがとうございました、失礼いたします。」

シュミ達は、ソファーから立ち上がり、頭を下げてマスターの部屋を出る。


部屋を出た後も、セルーヌの尻尾はピン!っと立っている。


一方の酒場組は、新しい情報を得られず、ナンパばかりされたと言っていた。


マリアが宿屋に戻る途中に、おばあ様に状況連絡を入れ、次の予定を言う

「以前ラミアが出現した地に行く前に、皇都に行く事になるみたいね。」


「そうなのか?」

シュミは、マリアに言う


「えぇ、皇王に謁見して、全ての検問を越える手形を手に入れる必要があると、カリヤ様が言っていたわ。」


「なるほど。」


宿に着き、各自部屋に戻る為分かれ際に、マリアが皆に声をかける。


「夕食後、これからの予定等を話しましょう。」


夕食後に、これからの行動予定とラミア遭遇時の対策会議を行う事になった。


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