第77話 シュミVSジュリア(スパーリング)
シュミはメニューを開き、どんな料理が有るのかワクワクしながら見る
《フォーゴの料理》
香草焼き・燻製・ソーセージ・生姜焼き・ソテー・ガーリック焼き・パン粉揚げ
《コッケーの料理》
素揚げ・香味焼き・燻製・ゆで卵・パン粉揚げ・オムレツ・ほうれん草のキッシュ・バター焼き・ソテー
《モーゥの料理》
ステーキ・甘辛煮・ジャーキー・パン粉揚げ・煮込み・シチュー・香味焼き・ガーリック焼き
シュミは、店員を呼び注文すると、丁度ジュリアも食堂に来て、隣に座った。
「シュミは、何を注文したのですか?オイラは、モーゥのガーリック焼きに、興味深々ぜよw」
(ぜよってw)
「俺は、パンとキッシュとフォーゴの生姜焼きを頼んだよ。」
「ほうほう。」
ジュリアは、若い女性の店員さんを呼び止め、注文ついでに仕事終わりの時間も尋ねる。
もちろんオーダー以外は、無視された。
「トホホ…」
ガッカリした仕草をするジュリア
「ところで、ジュリアや忍って体術使うだろ?今度手合わせ願いたい.....ぜよw」
気持ち小さく『ぜよw』って言ってみた。
「ん?あぁ良いですよ.....ところで『ぜよw』ってなんすか?w」
ホヘーっとした顔をして、シュミに言う
(…え?…自分から始めたのに、もう飽きたのか?)
「い、いやなんでもない。」
料理が運ばれて来たので、美味しくいただく。
「うーん普通に美味しいけど、マヨの隠し味が欲しいところだな~。」
シュミはボソッと呟くと
「!!」
マヨで、ジュリアの表情は、一瞬え?となった。
「明日の朝、手合わせどうです?」
ジュリアが、誘ってきた。
「あぁ、明日の日の出で良い?いつもその時間に修練してるから。」
口に料理をいっぱい入れて、シュミは答えた。
「おkです、では.....ゴチになりました。」
ジュリアは、かなりの早食いで食事を済ませ、会計もしないで姿を消した。
「あ!.....っまぁいいか、どうせウォックス家の金で払うし.....。」
食事を終えて、シュミは部屋に戻り、軽くシャドウし眠りにつく。
夜が明け、ジュリアと鍛錬する為に、冒険者ギルドの鍛錬所を借りにギルドに行く。
基本冒険者ギルドは、24時間開いている。
ジュリアも冒険者ギルドに、着いた。
「さて、始めようか。」
「その前に、質問が有ります.....シュミは、転生者ですか?」
「え?.....いや、俺は転移者だよ。」
「なるほど、オイラは転生でしたw」
「どうして、俺が異世界者ってわかったんだ?」
「あぁ~マヨって言ったんでw」
「そっか、迂闊だったw」
話が終わり2人は、お互いの正面を向いて、礼をし構える。
ジュリアの構えは、左側を半身にしドシっと構え、足の裏を全て地面に着けて、いかにも拳法って感じの構えだ。
シュミはボクシングスタイルで、構えた、踵は着けずフットワークを重視にしている。
タンタンっと足を使いリズムを刻み、体を小刻みに体を揺する。
偶然早朝担当していた、ギルドマスターが、興味本位で見学に来ていて、開始の合図をしてくれた。
「はじめ!!」
シュミは、ジュリアの間合いにスッと入り、ワンツーを繰り出しジュリアは、紙一重で避け
ジュリアは、正拳突き気味のワンツーを突き出し、シュミに避けられると同時に、ジュリアはクルっと周り裏拳を打ち込む。
シュミは、しゃがみ裏拳が頭上通過すると同時に、ジュリアの軸足を払う。
ジュリアはとっさに上にジャンプして、シュミの足払いを避けた.....が、シュミは起き上がる反動利用し、後ろ回し蹴りを繰り出し、ジュリアの左肋骨辺りにヒットするが、ジュリアは右の掌底をシュミ足に合わせて撃ち、蹴りのダメージを軽減させ、シュミの足を捻ろうと脇腹と右腕で挟み、右腕をシュミの足に絡めようとするが、シュミはもう一方の足を、ジュリアの腹部に蹴り込むが、ジュリアはシュミの足を放し、シュミの蹴りの反動を使い、後ろに飛ぶ。
お互いに距離を取り、ジュリアはフットワーク重視のスタイルに変える。
「いやー楽しいっすね~w」
ジュリアは、ニコニコ。
「そうだなw」
シュミもニコニコしている。
「いきます!」
っとジュリアは、一瞬でシュミの目の前まで距離に近づき、左拳でレバーブローを放つと、シュミはジュリアの左拳に合わせ、威力を殺す為に右に動き、わざと当たりに行く、ジュリアの首に両腕を絡ませ、首相撲を取る。
ジュリアの重心が、シュミ側から見ると右側にかかっているので、首相撲で左側に一瞬振り、すぐに右に振る、ジュリアの背中左下部に、右膝の側面部分で膝蹴りを叩きこむ。
ジュリアは、一発背中に膝蹴りを食らった時に、首相撲している所に一瞬空間が出来た、そこにジュリアは右腕を滑り込ませ自分の頭を抱える様にすると、丁度右肘がシュミの顎下に来る。
そして、右肘を更に跳ね上げ、シュミの顎にヒットする。
流石に顎を打たれて、平気な人間はいない、シュミは距離を取る為に後ろに飛ぶ。
ジュリアは、背中左下部を蹴られているので、胃と腎臓にダメージ有り、シュミは脳を揺さぶられている。
お互い人間離れした力を持っているので、下手をすれば死ねる。
通常の人なら、最初のワンツーのジャブで死んでしまう程、この2人(他・忍び爺と高身長の忍び)は強い。
「アイタタタ・もう終了しましょう。」
っとジュリアは、少し大袈裟に痛がり、手合わせを終わりにした。
シュミもかなりダメージが入っている為、頷いて賛成する。
「こんなの続けていたら、死んじゃいますねw.....やっぱり体術は、二足歩行の敵には有効ですが、四足歩行には、不向きなので困りますねw。」
「そうだな、基本格闘術や体術は、相手のバランスを崩しそこから色々な技を駆使して、倒す事が前提だからなぁ~さすがに、四本足だと安定バッチリだからなぁ~。」
シュミは、オルトロスの討伐の事を思いだしていた。
「あ!でも今度は、ヘビっすねw どうなんだろ?戦いやすいっすかね?」
少し嫌な顔をしているジュリア
「ジュリア.....少し朗報だ.....。」
「何っすか?朗報って?」
ジュリアは、はてなマークが浮かんでいる。
「ラミアの上半身は.....女だ!」
「うほ!そうっすねw」
ジュリアは、目をキラキラさせる。
そして、シュミとジュリアは、朝食を食べに宿へと戻る。




