第75話 シュミ達の旅
ボラタがマアシーの屋敷に戻り、シュミPT・ボラタ・リンクス・レカルド・セシル・ゼクト・アルミダ・ハボックが、カリヤの執務室に呼ばれて、今後の話し合いをする。
① アルミダの辺境伯の領地が決まっていなかったが、王都より王命に背いたマイヤー家の爵位・領地返還の連絡が有り、その領地の7割をアルミダに、残り3割をウォックス家が、治める事になった。
今までのジ族の領地は、直轄地とされ今後整備されるらしい。
アルミダは、今までの三倍もある領地と、フェーリスの姓も与えられ、ご機嫌でジ族を連れて、領地に向かう事になった。
両族が隣同士の領地になる事により、色んな種族が住める街づくりが出来る様になる。
セシル・ゼクトは、マアシーに住む事になり、ウォックス家のフェーリス家担当で橋渡し役にゼクトがなった。(相談・交渉・連絡役)に、
セシルはウォックス家の兵士達に、黒魔術を教える事になった。
② そしてフェーリス家と共同で、戦闘術・魔術学校を設立する事により、猫人族の地位を上げる計画を練っている。
学校の内容は、かなりの条件が付く事になる。
この学校では、槍術・格闘術(多節昆も含む)・剣術・白魔術・黒魔術が学べる。
種族も関係なく入学出来るが…入学基準も高く、卒業生は必ず王国軍兵士・ウォックス私兵・フェーリス私兵、以外の所属を禁止する。
格闘術を選んだ場合は、ウォックス私兵になる義務が発生する。っといった条件になる。
以上の条件で、王国統治貴族会議に提案する予定だ。
統治貴族会議は、国王・公爵家・侯爵家・伯爵4家で構成され、挙手制で物事が決まる。
フェーリス家が、辺境伯の称号を貰い、この会議に参加する事になった。
現在は、侯爵家が存在しないので、国王・公爵家・伯爵5家で会議をすると思っていたが、ウォックス家は、今回の働きにより侯爵に昇格する事を会議当日に知る。
アルミダは、地位がやっとカリヤに追いつくっと思ったのに、遥か上に行かれて笑うしかなかった。
もちろんカリヤのおかげで、飛び級で辺境伯になれたのだから、怒ってはいない。
それまでは、ただの小さな土地の自治領主(男爵同等)だったのだから.....
この会議は提案を持ち込んだ、ウォックス家・フェーリス家も、その会議の挙手権を持っている。
カリヤの計算上、ウォックス家・フェーリス家・アリシルス公爵家の3票は確実なので、後1票で、可決される。
会議の結果、国王とウォックス領地の左隣のシャウス伯爵家が、挙手をし5対2で可決した。
③ シュミ達は、各国の眷属・魔神を倒す為の行動する。
シュミ・セルーヌ・マリア・ソーシャ・エリカ・ジュリア・シノブ・リリー・ルルを連れて、各国を巡る事。
まずは、隣のニコス皇国の眷属を倒す為に、会議の翌日に出発した。
「さぁっ出発しますよ!」
マリアは、皆に言い馬車は走り出した。
「マリア?ニコス皇国には、どんな眷属がいるんだ?」
シュミは、手綱を握りながら聞く。
「ピュートーンとラミアだと、忍び爺様が言ってましたわ。」
マリアは手帳に目をやり、今後の予定を立てながら、答える。
「ニコス皇国も、眷属が2体なの?」
セルーヌも聞かされてなかったみたいだ。
まずは、シャウス伯領のセロの町に行く予定だ、そしてシャウス伯領最大の町キャビ→港町レコアナ→船→ニコス皇国の港町シャープといった経路予定だ。
カリヤは、国王にシュミ達がニコス皇国へと旅立った事を報告し、各国間通信でニコス皇国に、アリシルス王国の眷属討伐隊を派遣したと、通達してもらう為に謁見していた。
他国の眷属出現が増えていくなか、どこの国も自国の事で精一杯だ。
実際に眷属を討伐出来ている国は、アリシルス王国とイースター国の2国だけだ。
シュミは、マリアに手綱を渡し交代して、後ろに移動してハボックから貰った本を取り出し、眷属に関して書かれていないか、調べる。




