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第74話 マアシーの町へ


翌朝になり、シュミ・セルーヌ・マリア・ソーシャ・エリカが、日課になっている鍛錬をしていたが、他にも気配を感じ、森の中に目をやると、忍びの連中も鍛錬している。


日が昇り始めた時に、冒険者や兵士も起き出して、王都やマアシーの町に帰る準備をし、昼になる頃には拠点の有った場所は綺麗に片付けられていた。


忍び爺が、シュミの方に来た。

「2人程うちの若いのを、お主のPTに加えてもらえないか?」


「ん?あぁ、別に構わないよ。」


「そうか、ありがとう…ジュリアとしのぶが、お主たちと居る方が、楽しい戦闘が出来そうっと言うんでな、色んな経験をさせてやってくれ。」


「あぁ、死んじゃっても責任とれないけどなw」


「それは気にするな。ミスで死んだなら、そやつの責任じゃし、人を助けて死ぬなら、そやつの意思じゃから、お主達が気に病む事じゃないからの、存分に使うと良い。」


「あぁ、そう言ってくれると助かる。」


忍び爺と入れ違いに、ジュリアとシノブがシュミに近づいてくる。


「これから、よろしくお願いします。」

シノブは、丁寧に頭を下げる。


「これから、お世話になりまーw」

ジュリアは、軽い感じで挨拶する。


「あぁ、しのぶ...歓迎するよ!」


「え?オイラはwww」


「ん?あぁ歓迎するよ...たぶん…な!」


「うは~w最初からヒドイ扱いw」

シュミとジュリアは、お互いの目が合いゲラゲラ笑う。


(ジュリアは、いじられキャラ確定だな...。)


とりあえず、マアシーの町に帰る事を2人に伝え、自分の荷物の用意をする様伝えた。


帰る準備が出来、ボラタやリンクスいる所に帰る報告を入れに行くと、忍び爺がボラタとハボック爺さんと話をしている。


暇そうなリンクスに、帰ると告げる

「あぁ、俺達も直ぐマアシーに帰る!気を付けて帰るんだぞ!」


「はい、では一足先に帰ります。」

シュミ達は、2台の馬車に分かれて乗り、マアシーに向かう


シュミ・セルーヌ・マリアが先頭の馬車に乗り、ソーシャ・エリカ・ジュリア・シノブで後ろの馬車に乗る。


途中で遺体を運ぶために先発していた、白魔術士と護衛兵の部隊(衛生部隊)と合い、念の為シュミ達は護衛を引き受ける事にした。


遺体の臭いに惹かれて、魔獣や魔物が襲って来る可能性が有る、それと稀に、遺体袋の魔鉱石の魔力が切れて、アンデットになる時がある為に、護衛が必要だとマリアが言っていた。


遺体袋の中の兵士は、地元で祝福を受けて還魂される為、それまで魂の浄化が出来ないので、腐食するとアンデットになるらしい。


シュミ達の馬車が部隊の先頭・ソーシャ達の馬車が部隊の後方になり、衛生部隊を挟んでマアシーまで護衛する。


マアシー側の馬車は、2台で20人の遺体を運ぶ、護衛はシュミ達だけで十分だ。


道中は夜になると、ゴブリンが何度か襲ってきたが、ジュリアとしのぶが、ゴブリンをあしらっていた.....というか蹴っ飛ばして絶命させていた。


無事にマアシーに着き、衛生部隊も町内の教会に着き、今回の戦いの報告をする為に屋敷に向かうと、恒例のお風呂に案内される。


戦いの疲れも癒す意味もあるのだろうけど、魔獣や魔物・眷属と戦った為、悪い物を払う為の入浴っぽい。

聖水の様な物が入った、水風呂にも入らされ結構大変だった。


おばあ様の執務室に通され、マリアが正確に報告をする、ジュリアとしのぶがPTに加わった事も伝えた。

これからの事はボラタが帰ってから、話を進めるという事になり、シュミは数日間暇な時を過ごす。


マリアは教会に手伝いに行き、セルーヌはおばあ様から呼ばれ、ジ族の事に関しての相談に乗る為に執務室に行き、ソーシャは多節昆の練習に励み、エリカとしのぶも鍛錬に明け暮れる。


一方ジュリアは、町を散策し可愛い女の子を見つけると、声をかけ食事を奢り、その後の発展もなくあっさりと帰られるといった感じの事を、毎日繰り返している。


5日ほどして、ボラタが町に帰ってきた。

かなり遅れた理由は、ジ族の町と地下施設に取り残された人が居ないかを、調査をしていたらしい。


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