表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/94

第7話 異世界でのお買い物



リンクスと話をした次の朝シュミは、早めに薪割を終わらせ格闘用の武器を作る為の道具を探しに、商店街に足をのばした。


鍛冶屋・薬屋・錬金術店・宿屋・武器屋・防具屋・八百屋・魚屋・お肉屋・道具屋等が各一店舗づつ並んである通り。


シュミは武器屋に入り、色々物色していたがヒントになりそうな物があまり無い。


シュミは、ナックルの攻撃力をあげる為に、ナックルで刺したり裂いたり出来るような物を付けれないか?と思い物色したが………


(鍛治屋で、オーダーメイドを作った方が早いかな〜?)


と思い鍛冶屋に入って商品を物色した、近い物はやじりかな?


(うーんなかなか思っている物が、置いてないなぁ〜とりあえず、話だけでもしてみよう。)


「すみませ〜ん。ここに無い物をオーダーメイドって出来ますか?」


店の奥から、ガタイのいいオッサンが出てきた。

「おう、リンクス所のシュミじゃねえか。何かようか?」


(うわぁーゴツイオッサンだなぁ〜苦手なタイプだ)


「こんにちわ!えっと ここに無い物をオーダーメイドって出来ますか?」


ゴツイオッサン系には、とりあえず大きな声で、挨拶しておけば万事上手くいくと勝手に思っているシュミ。


「なんだリンクスの使いじゃぁね〜のか!そうだなぁ、出来るものと出来ないものは、あるがな! ウチじゃぁ刃物と鏃や後は鉄板や鎖帷子の鎖や防具屋に卸す薄い鉄板位だな〜!あ、農機具の鉄の部品もあるぞ。」


「えっと、薄い湾曲した刃物とか作れますか?例えば…大きさはこの位で……薄さはこの位………」

っとシュミは細かく説明した、薄くて切れ味が良く、軽くて丈夫な物。理想な条件をオッサンに伝えた。


鍛冶屋のオッサンは、悩む様な格好で


「ウチには、そんなの作れないぞ。そりゃ錬金術の類いの物じゃねぇ〜か!、魔物の鱗を使って作った方が薄くて硬い物があるぞ。」と言いながら、錬金術の店の方を指で指した。


「あ、そうなんですね〜無理言っちゃってすみません。」

と頭を下げ急いで、シュミは錬金術の店へと走って行った。


そしてシュミの駆けていく姿を呆然としながら、見ている鍛冶屋のオッサン姿があった。

「ァァ〜………なんだったんだ?結構リンクスの使いでも、飲みの誘いでもなかったのか……」

店先でブツブツ言いながら、店の奥へと入っていった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ