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第66話 ジ族の避難場所


ボラタは、光の球が近づいて来るのを察知して、リンクス達に集まるよう声をかける。


「みんな、シュミ達が何か見つけたらしいわ。」


ボラタは、空中に静止している光の球の方を指で指しながらリンクス達に言い、フワフワと飛んできた球を受け止めた。

リンクス達を集合させて、シュミ達の居る方に移動する。


「戦闘では無いみたいだな。」

リンクスは、走りながらボラタに言う。


「そうみたいね、生存者か避難場所の入り口を発見したのかも。」

ボタラは走りながら、リンクス達に足の速くなる薬(俊足薬)を渡し、使うよう指示する。


シュミ達と合流し、マリアから石畳の事を聞き、ボラタが皆で石畳の中に入る事を指示する。


大人が、ギリギリ入れる大きさの入り口を降りると通路があり、この通路も大人がギリギリ通れる大きさだった。


恐らく魔獣等が入って来れずに、安全に脱出する為の大きさで作ったのだろう。


ボラタとマリアとセルーヌは、【ライト】を唱え真っ暗な通路に、明かりを灯した。


シュミ・セルーヌ・マリア・エリカ・ソーシャ・レカルド・ボラタ・リンクスの順で、一列になり通路を進む。


通路を進んで行くと、無数の通路と合流している、合流する通路には魔力で光る鉱石が埋められていて、光の矢印が見え、進むべき方向を指している。


恐らく町の色んな場所に、石畳の入り口が有り、この通路に繋がっているのだろう。


所々に光る鉱石を、かなりの数が埋められている場所が有り、そこには壁から水が湧き出ていて、丁度良い感じの水量で、流れ出ている。


歩いて20分程の間隔で、人工的に作られているので、疲れを癒す為の給水所みたいだ。


4時間程歩くと、通路が少し大きくなり、2人並んで歩く位の通路になる。


そして、大きなドーム状のかなり広い場所に辿り着いた。


そこには、そこそこ大きな村が作られていて、人工的な太陽らしき物もドームの天井の中心にある。


「凄いな!」

シュミは、思わず大きな声を出してしまう位の光景だった。


「そういえば、かなり前に長老達が、地下の町を作る計画を練ってたわ、これがそうなのね。」

セルーヌは、ハッとした感じで、昔の事を思いだしたみたいだ。


「王都でも、地下都市を作るという案が出た事があると、お母様から聞いた事があるわ。」

ボラタが、関心する様にドームの村を見渡している。


緑もあり、水も湧き出ていて、どこからか風も吹きこんでいる。

かなり理想的なコロニーって感じだ。


少し歩くと、数人とすれ違う、結構な人数がちゃんと避難できているみたいだ。


「良かった、避難出来てて。」

セルーヌは、胸をなでおろしている。


セルーヌが、女性に話しかけて、この場所の情報を聞き出す。


「この村みたいな所が、この先に行くと数か所作られているらしいです、その中心に長老達の避難村が有るそうです。」


「こういう村が、数か所有るのかよ!ジ族って凄いな!」

シュミは、セルーヌの方を向くと、セルーヌは嬉しそうな顔をしている、自分の里を褒められると誰だって嬉しいはずだ。


「では、長老達の居る避難場所に向かおうぜ!話をササっと終わらせて、オルトロスを倒さないと、被害が増えるぞ」

リンクスが、まともな事を言っている。


「そうね.....早く向かいましょう。」

リンクスの意見を聞き、ボラタは皆に進むように指示する。


ドームの端には、また細い通路が続き10分程歩くと、またドームに着く。

そして、3個目のドームを過ぎて、やっと長老達の避難場所に辿り着いた。



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