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第59話 ソーシャの頼み事。


マリアから話を聞いた後、明日の支度を各自する為に、部屋に戻ったり、商店街に買い物に出掛けたりする。

シュミは、部屋に戻って体を休めていると、ドアがノックされた。


「はい。」


「シュミ良いですか?」

ソーシャの声が聞こえ部屋の中に入れる。


「あの~頼みが有るのですが.....もっと強くなりたいです、今回の件で短剣ではなく、もっと殺傷力が有る者を覚えたいのですが、何か有りませんか?」


「う~ん、父さんから槍を本格的に習ってみたら、どうだ?」


「出来れば皆が知らない、私だけの物ってない?」


「う~ん.....じゃぁ俺は、三節棍を教えるから、父さんから槍を習って、独自の武器を作ると良いかもしれない、ソーシャは身のこなしが、軽いから俺より上手く三節棍を使いこなせるかもしれないし。」


シュミは、ポッケを探りながら


「とりあえず、三節棍の練習用は、昔作っているからあげるよ、最初は教えるけど後は、自分で工夫すると良いかもしれないね、三節棍と槍の良い点と悪い点を上手く混ぜると良いかも.....はい、どうぞ。」


「ありがとうございます。」

ソーシャは、ニコニコしながら受け取った。


「明日の朝から教えるから、出発の準備をして早く寝なきゃな!」


「はい!」


ソーシャは、笑顔で部屋を出て行き、自分の部屋へ戻って行った。


(ふ~、独自で作っても、おばあ様から取られて、ウォックス家の物になりそうな予感がするが、今後ソーシャの子孫を、召し抱える条件として使えるかもね。)


とりあえずリンクスにも話をして、ソーシャの稽古をつけてもらえる事になった。


そしてシュミは部屋のベッドで、のんびりしていると、ふと思った事がある。


「ハボック爺さんは、聖霊魔術師の資格をもってるって事は、国王の近衛兵の立場じゃないのか?.....結構、自由気ままな感じがするけど..........どうなんだろう?」


独り言を言っていると、不意に部屋のドアが開き、セルーヌが入ってきた。

「え~っとそれは、いつか教えてくれると思うわ。」


「え?っと、俺の独り言って、大きな声で言ってた?」


「ううん、私達猫人族は、聴覚が良いから聞こえてしまうの。」

シュミは、そっかっと感じで、セルーヌの耳を見る。


「今日は、キツかっただろ?休んでなくて良いのか?」


「もう大丈夫よ、体力も魔力も完全に回復しているもの。」


「そうか、なら大丈夫か。」


「屋敷に帰ったらカリア様から、この前国王に会えなかった時に、イースターとの会談が有ったでしょ?その内容を教えてくれるそうよ。」


(そういえば、イースターって日本によく似た、地形の国だったよなぁ。)


「セルーヌは、イースターの国の事を知っているか?」


「いいえ.....あそこは、ついこの間まで鎖国をしていた国で、なかなか情報は入ってこないみたい。」


「そうか……。」

(鎖国って、江戸時代かよ!)


いまだに行けてない、セルーヌの里の話を聞いたりしていたが、セルーヌの里にも早く行かないとだなぁ。


おばあ様から行けと言われてても、眷属の方が優先されるのだから、しょうがない。


夜になり、皆食事をして早めに寝る事にした。


翌朝、ソーシャに三節棍の型と修練方法を教えた、後はソーシャ自身の努力次第だ。

リンクスには、屋敷に着いてから本格的に、教えてもらう事になっている。


早めに朝食を取り、リンクスとレカルドと一緒に、マアシーの町へ出発する。


クズPTメンバーとは、別々に帰る事にし、クズPTはマアシーの町に帰り次第解散する事になるだろう。

滞在費・食費もウォックス家持ちだが、PTとして戦えるのが条件の為、機能していない事をマリアは、既に報告していたので、クズ達はすべて自己負担となる。


ハボック爺さんは、軽快に馬車を走らせて、マアシーの町に凄いスピードで近づく。


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