表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

50/98

第50話 ミノタウロス討伐戦の報告

ミノタウロスの皮膚は、焼け凄い異臭がする。

コメットを受け止め絶叫を上げている、さすがコメット黒魔術の最高位にある魔術だけはある。


セルーヌは、フラフラになってアヴァに、支えもらっている状態だ。

マリアは、魔力で障壁を作って皆を守るのに、集中し魔力回復水を、数本飲んでいる。


シュミは、ミノタウロスの様子を見ながら、舌打ちをした。

「これでも、倒せないのか.....」


ミノタウロスは耐えきったが、ほとんどの皮膚がタダレ、見るに堪えない状態だ。


ミノタウロスの胴体には、大きな穴が空き、シュミ達の方に歩き出した。


ボロボロの体に、攻撃が通用すると判断し、シュミはミノタウロスに向かい、走り出した。


拳に気を纏わせ、左足の左側の膝に体重を乗せ殴りつけ、振り子の要領で右側膝に殴りつけ、数度繰り返すとタダレた肉片が飛び、関節が外れ膝より先の足が外れ倒れこむが、攻撃を止める事はせず、万が一の為右足も破壊する。


ミノタウロスは倒れたまま動けない、腕は焦げ、顔は痛みで歪み唸るだけだ。


セルーヌは、魔力回復水と体力回復水を飲み、火球を右腕と胸に撃ち込み、エリカも走り出し左腕に剣を突き立てる。


ミノタウロスは、叫び声は遠くまで届き、エルフ達が次々と集まって、ミノタウロスの顔に矢を放つ

アヴァは、エルフ族に矢を止める様叫び、ソーシャが首を狩りに、ミノタウロスに飛び乗り数度短剣を振るい、エリカも加勢する。


「採りました~!」

エリカとソーシャが叫び、討伐完了した。


首が体から離れたのを確認し、シュミはミノタウロスを解体し、ポッケに入れる。


コメットの威力で、半径1キロ程、木が焼かれたが許容範囲らしく、族長からもお礼を言われ、

町に戻る。


モントの町に着き、討伐完了の報告をしようと、町長の屋敷に行ったが、私以外避難しましたと

執事から聞いた。


とりあえず、マアシーの町に帰える事に決めて出発する。


ミノタウロスは討伐出来たが、オルトロスの話を聞かないのが、不安になる。

セルーヌは、昔の話をよく知っているので、オルトロスの事について聞いてみた。


オルトロスは獣タイプなので、群れを作る可能性が有るからだ、以前現れた時の記録によれば、種族は関係なく4足歩行の獣を統率出来る、力を持っていると言われている。


シュミ達が遭遇したオルトロスは、恐らく生まれて、時間がそれ程経っていなかったのでは、ないだろうかと、セルーヌから話を聞いた。


ミノタウロスが以前より、大きくなっているって事は、オルトロスも大きくなっていると思うし、魔獣を統率する力を持っているのかもしれない。


そもそもミノタウロスやオルトロスは、何なのかと思い、セルーヌに尋ねた。


魔神の復活の前兆として、ミノタウロスやオルトロス等が出現し、復活の前兆に出現する者を、セルーヌのジ族は魔神の眷属と呼んでいるそうだ。


700年前は、9種の眷属が各地に出現したとされているが、正確な数は分からない。

魔神の復活する周期も分かっていない、ただ魔族が眷属を召喚して、その眷属たちが集まり、眷属を依り代にし、魔神を召喚しているのでは?っと伝わっている。


依り代を倒せば魔神の復活が止めれるというのが、世界共通の考えで有りその為、眷属の出現や討伐の情報は、すべての国に共有される事になっている。


「なるほどねぇ」

(とりあえず、マアシーの町へ戻って、また情報集めるしかないか。)


シュミは、マアシーの町に急いで帰る事にした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ