表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

40/98

第40話 戦の準備


マリア・ソーシャ・セルーヌは、ウォックス家の客人扱いで、屋敷に泊まる事になった

夜は、家族+3人で食事をした。


「まさか、有名冒険者のリンクス様が、シュミの父上だったとは知りませんでした。」

ソーシャはギルド職員らしく、他の町のゴールド以上は覚えているらしい。


「いやいや、そんなに有名じゃないだろう?」 リンクスがニヤニヤする。


「お父様は、有名なのですか?ほんとぅに?」

ユウナがソーシャに聞くと、ソーシャは頷いてる。


「ところで、PTパーティーメンバーの募集を、かけようと思うのですが、通常通りギルドで募集しても、構わないでしょうか?」


マリアが、おばあ様に尋ねると、おばあ様が立ち上がり。


「構わないですが、あなた達のPTは、ウォックス家の直轄兵となりますので、前線に出てもらいますよ。

 ところで、ソーシャさん ソーシャで良いかしら?あなたの戦闘職をまだ聞いてませんが、ギルド職員ですから、それなりの腕を持っているはずですが?」


「はい!私は短剣術士、中級です。」 

PT内では、一番級が低いので、少し恥ずかしそうに、言う。


「おそらく出兵まで、時間があると思います。その時間を利用して、上級を取りなさい。ウォックスの冒険者部隊の一員となるのですから。」


おばあ様は、ソーシャにPTの管理ではなく、ウォックス伯爵直属の冒険者部隊のメンバーとして扱うみたいだ。


「わかりました、ではギルドマスターに事情を話、シュミのPTのメンバーに、なる事にします。」

ソーシャは、薄っすら涙目になり、マリアが寄り添い、何か言っている。


「ウォックス家の兵になれて、とても嬉しく思います。」

ソーシャは、おばあ様にお礼を言って、敬礼をした。


(どうしたんだろう?ウォックス家の兵って、そんなに名誉なのかな?)

シュミは不思議そうに、ソーシャとマリアの顔を、見ている。


「では、最前線の冒険者部隊は、リンクスPT・シュミPTで、当家から出し。ウォックス直轄魔術後方部隊の1/3、約300人の指揮は、ユウナに任せます。」


「はい!」ユウナは、元気よく返事をして、敬礼した。


「残りの部隊は、ボラタ貴方に任せます。精霊魔術班・治療魔術班・補助魔術班に分け、後方支援をお願いしますよ。」


今までなら、おばあ様が指揮を執ってたのだが、おばあ様も今回は、王国軍魔法師団を指揮する事になり、ウォックスの兵の指揮をボラタに譲る事になった。


出兵までには最低1か月程かかる為、その間に王国内にある魔獣の拠点を見つけなければ、魔神の復活が早まるかも知れない。


既に各国には、魔神復活の兆候有りと、伝令を走らせている。


以前、世界各国の代表が集まり、自国のみの魔獣拠点を破壊する事が協定で決められている。

破壊が無理な場合は、最寄りの国が一定数の兵を出し、その兵のみが支援先の国へ入る事が、許されている。


例外として、魔神復活した際、復活した国に対し、全ての国が兵を出す決まりだ。



次の日、ソーシャは王国冒険者ギルド本部にいる、グリゾにギルドを退所して、シュミのPTに入る事を報告する。

ギルドで、PTメンバーを募集をかけたが、最低条件がシルバーランク募集なので、数日かかるかもしれない。


募集はそのままにして、拠点捜索を優先し、4人のPTのまま捜索に出る事になった。


荷馬車を用意してもらい、4人で捜索の旅にでる。

(そうだ、ソーシャの涙の訳を聞かなくちゃ。)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ