第32話 新たな仲間?
翌朝、身支度を整えギルドに向かう。
初めてパーティーを組む事になるので、少し緊張している。リンクスとパーティーを組む以外マアシーの冒険者とは、パーティーを組んだ事が無い。
自分の事を全く知らない人と、これからクエストするのは少し不安だ。
ゲームでは当たり前だが、そう考えるとゲームのプレイヤーって凄い事してるなぁ~って思う。
ギルドに着き、受付に行くと以前対応してくれた職員がいる。
「おはようございます!」
少し声が大きいかったのか、他の冒険者も振り返っている。
「おはようございます。他のお二人はもう会議室で お待ちになっています。」
受付の職員に会議室に案内された。
《ガチャ》
ドアを開けると2人の視線がこっちを向いた。
「初めまして、シュミ・ティフォシ。シルバーランクです。よろしくお願いします。」
シュミは、愛想良く笑顔で挨拶して、2人の反応を見る
「はじめまして、ティフォシさん。マリア・ショーサスです。白魔術師をやってます。」
可愛い顔で、愛想が良い理想的な白魔術師さん。
「はじめまして、ティフォシ.....さん。セルーヌ・ジ・オリオンだ。黒魔術師をやっている。」
目を合わせず自己紹介するセルーヌ
(あれ?セルーヌさんは、臨時職員してるのに、人見知りかな?)
「あ。すみません。俺は、格闘術をやってます。」
職を言うのを忘れてた.....
「...............?」
「...............?」
2人とも顔を見合わせている。
「格闘術?とは?何なのでしょうか??」
マリアは、聞いた事ない職業に首を傾けている。
「はい。俺が作った戦闘術で、無手でというか無手に近い状態で、戦闘を行う一般的に まだ確立されてない職です。」
「ほう。無手なのか?っでシルバーランクなのか?」
う~んっと感じで、セルーヌは 再度マリアと視線を合わせた。
「見てみないと、これからパーティーを組むのに 少し不安ですね~?シルバーランクを持ってるって事は、お強いんでしょうけど。」
マリアは、シュミのシルバーブレスレット見ながら、言う。
「わかりました。では、町の外で何か狩って見せるしかないですね?」
シュミは、職員の方に言う。職員もうなずいている。
「では、何を狩りましょうか?マリアさんセルーヌさん。」
職員が2人に聞いている。
「そうね~ソーシャは、何だったら手頃だと思う?」
マリアは、職員さんに話しかける。
(職員さんと友人みたいだな、ソーシャさんって名前なんだ。」
「そうね~モーゥかリザードマンってところかしら?前衛職だから 5手以内で、確実に仕留める条件で」
ソーシャは、悩む格好でマリアの問いに答える。
「そうね。そうしましょう?セルーヌも今の条件で、良いかしら?」
ポンっと手を叩き、セルーヌに話を振る。
「あぁ、問題ない.....その条件で。」
自分の猫耳を触りながら、答えるセルーヌ
「わかりました。では。どの辺りに、モーゥやリザードマンがいますか?」
シュミは、出来るだけ早くクエストを終わらせて、モーモーの肉を確保したい。
仕事上での余計な行動や話は、嫌いな性格だ。
「では、行きましょう。ギルドの馬車を用意しますので、少しお待ちください。」
ソーシャは、部屋を出て行った。
「では、外で待ってましょう。」
マリアとセルーヌも部屋を出たので、シュミも外に付いて行く。
数分経ち、馬車がギルド前に来た。シュミ達は馬車に乗り込み 郊外の森へと入っていく。




