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第28話 〃時は流れ〃 旅立ち



~~~~~~冒険者として一人前になり、時間は流れ~~~~~~


シュミはコツコツと簡単な討伐クエストこなし、リンクスの手伝いをしてシルバーランクになり18歳になった。


以前ギルドマスターから言われた通り、リンクスのクエストの同行が出来なくなり、パーティーを組む必要が有るクエストが増えてきた。


シルバーランクになると、国からのクエストや遠方の国が出しているクエストも受けれるようになり、国外の色んな場所に行けるようになる。


「そろそろ拠点を移して、活動をしようかな。なるべくなら俺の名前が知られていない場所の方が、やりやすいし。」


シュミは、以前より マアシーの町から出たかった、この町は おばあ様の領地であり庇護下にいる為、やりたい事等が制限され、ギルド内でも領主の孫という目で見られる。


「こんな町にいたら、出会いも恋愛も何も出来やしない。」

新しい発見や経験が 欲しい年頃だ。

シュミは、お金を貯め町を出る準備をしてきた。


(とりあえず、かーさんと父さんとユウナには 旅に出る事を伝えておこう。)


シュミは、屋敷に家族が揃う日に旅だつ事を決めていた。


屋敷に向かい、家族を応接室に集め話を切り出す。


「かーさん。父さん。ユウナ。」

「旅だつ不孝を、お許しください……じゃない!!えーっと俺は、マアシーの町から他所の町に拠点を移そうと思う。」

シュミは、少し俯き話す


「良いんじゃないか?なぁボラタ?」

リンクスは賛成し、ボラタにも賛同するよう話を振ってくれた。


「うーん。そうね……お母様には、上手く話すわ」

ボラタは 少し悩んで賛成し餞別に護符のような物をもらった。


(おばあ様は、面倒くさいから、かーさんに任せるしかない)


シュミは、ユウナを見た そこには お腹いっぱい夕食を食べたからなのか、ユウナはソファーで寝てしまっている。


(ユウナには、手紙を書いておこう。)


「ありがとう……明日早朝に旅立ちます。落ち着いたら手紙で知らせますので、お元気でいてください。」

両親に頭を下げユウナの頭を撫ぜて、応接室を退室した。


屋敷の自分の部屋で、ユウナに手紙を書き。ユウナの部屋の机にそっと置く


東の空が、少し明るくなってきた。シュミの荷物は、ほとんどポッケに入っているので、旅立つのも楽だ。


シュミは、荷馬車に乗り込み出発する。

(とりあえず、東だな~!)


シュミは ドキドキワクワクし、色々な町や人と出会うのが、楽しみでしょうがない。

地図を広げながら見ていると、大陸の遥か東の端に形が若干違うが、知っている島国がある。


「なになに? 《イースタ》って書いてある……これって!日本っぽいw」

シュミは、テンションが上がった。


(とりあえず、最終目的地は決まった。後は道中で色んなクエストや出会いに期待だな!)


シュミのとりあえずの目標は、この国を出て他国に行ってみる事だ、この国全てを見ていないが外の世界に興味が有り、馬車を走らせる。


ウォックス領を出るだけでも、3日はかかるのだが その隣がアラカ子爵領が有る

意外とアリシルス王国は大国だ。


シュミが最初に訪れる事になる町は、アラカ領メリビアの町スパイスが有名な町なので、シュミはどんなスパイスが有るか、とても楽しみにしている。


メリビアの周辺は、モーゥの生息地でも有名なので 料理の食材が増えるのは嬉しい。


途中にある村には寄らず、一週間程でメリビアの町に着く。


一度冒険者ギルドに、顔を出しアラカ領内での活動登録を済ませる。

クエストボードを見ると、モーゥが魔獣化したモーモーの討伐クエストが、出ている。


モーモーは、黒毛で熟成したお肉が取れるので、とても魅力的だ。

見た目は、牛だがオークより高い戦闘能力を持っている。


シュミは、ステーキ食べたさに迷わず討伐クエストを申請する。


「お独りで、討伐なさるのですか?20体程いますが……」

受付嬢は、パーティーを組むのを勧める。


「そうですか~では、シルバーランクの冒険者のリストを見せてもらえますか?」

不本意だが、この町ではシュミの強さを知っている者は、居ない。


「え?」

受付嬢は、シュミのシルバーブレスレットに目をやった。一瞬驚いて


「シルバーランクの方だとは……。失礼しました。見た感じお若いので、良くてブロンズランクかと思ってしまいました。 当ギルドでは、シルバーは3名・ブロンズランク1が6名・ブロンズランク3が18名となっております。その他多数がカッパーランクでございます。」


「とりあえず、シルバーのリストを見せてください。」

(意外と冒険者が少ないのかな?)


「どうぞ、ティフォシさん。明日にでも、仰って下されば、ギルドからシルバー冒険者にお声がけしますので。」

(シルバーっって分かったら、話し方が変わっちゃうんだ~?あれ?ナルとか普通に話してたけど……)


「わかりました。明日また来ます。」

リストを受け取って、荷馬車に乗り宿屋を探す。



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