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第22話  冒険者へ



ハボック爺さんが帰った後、おばあ様から明日大事なお話が有るので、今日は部屋に来なくて良いと伝言が有った。

その時執事より案内され、シュミ用の部屋が与えられた。


次の日、おばあ様から呼び出された。

「では、率直にいいます。ウォックスの名を名乗りなさい!シュミ・ウォックスと!」

おばあ様は、高々と宣言した!


「いえ。結構です。」

シュミは、あっさりお断りした。


「な・なぜですか?」

カリヤ【おばあ様】は、信じられないという表情している。

おばあ様の筋書きでは、シュミが戦や王より勅命クエストで、名を上げれば家名が全世界に轟く!っと思ってたのに、いきなり断ってきたからだ。


基本ウォックス家は、魔術師の家系の為、前衛で活躍し名を上げる事が出来ていない

軍部での覇権争いで、どうしても確固たる地位を築きたいらしい。

勿論、後衛職では最高の地位を確立している。


「私に出来る事が有れば、協力しますよ。」

どうしても シュミが欲しいみたいだ。


「では、条件を出します。僕の格闘術を戦闘術の一職として、協会に登録して欲しい事と冒険者ギルドへの登録の許可。今は…とりあえずそれだけですが、今後また追加で条件を言いますが?」

シュミは、一度断りおばあ様が譲歩してくれば、自分の主張が通りやすくなると計算していた。


「…………分かりました。あなたの戦闘術の格闘術を、王国戦闘術協会へウォックス当主の名で登録申請しますが、確約出来るか分かりませんよ。

それとなんでしたか?あぁ、冒険者への許可も出しましょう。ですが、国の戦や勅命クエストが優先される事を、約束しなさい。」


おばあ様は少し悩んで


「それとウォックス家の許可無しに、格闘術を名乗る事を禁止した方が良いかもしれないわね…………」

格闘術の指南や学校の授業への参入等、実入りが増えるからだ。


「はい、それで結構です。では僕の名は ………… シュミ・ウォックス・ティフォシで、良いですか?」

うーん、苗字が2つ有る時は、どういう順番が良いのか分からないので、これでいいや~的なシュミ


「まぁ良いでしょう。では、冒険者に登録し、クエストをこなし、家名を辱める事のないように。」

おばあ様は、内心ウキウキしてた。圧倒的な前衛戦力が、手に入った事に喜んでいる。


しかし、シュミは練習試合の時も、かなり手を抜いていたのだ。


シュミは、リンクスとボラタとユウナに、おばあ様との話の内容を話し領地を拠点に冒険者として生きていく事を話した。

冒険者ギルドへの登録は、王都のギルド本部で登録した。


その夜 15歳の祝賀会が行われた。シュミ・ウォックスの名で。

リンクスが、微妙な苦笑いをしてたけど しょうがないかっと言い、酒を存分に飲んでた。


流石伯爵家の祝賀会、昼に祝賀会を今夜すると決めたのに、かなりの人数が参加した。

勿論シュミの事など どうでも良い人がほとんどで、ごますりやご機嫌取りをする人が多く集まる。


翌朝。シュミとリンクスは、領地へと戻る事にし、屋敷の荷馬車に乗る。

ユウナが、涙目になりながら手を振っている。

「にぃさま、また来てね~」


「うん、ユウナも頑張れよ~」

シュミも涙目に……その隣でリンクスは、号泣している。別れの辛さもあるが、自分にも別れの言葉が欲しかったみたいだ。


そして、2日後領地に着いた。


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