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第19話 冒険者としての準備


ウォックス領に移って、3年が過ぎた。

シュミは、14歳になりユウナも4歳になった。

領地の町には色んな生産職業ギルド・冒険者ギルド・港・娯楽施設が建ち並ぶ大きな町で、レカルドの鍛冶屋もそこそこ繁盛している。


冒険者や商人が行き交う商業都市である。人が多い町の周りには魔物や魔獣が多くなる。単純に食べ物が多いからだ。


シュミは、リンクスと2人でよく町の周辺の魔獣を狩りをして、かなりレベルアップしている。

前衛2人パーティーだと、回復が出来ないがシュミの強さが、周辺の魔獣より圧倒的に強く

回復系を必要としていないのだ。


狩りをして生活費や装備の修繕にあてている。勿論おばあ様からは、生活費が入ってくるが、手を付けず冒険者になってからのお金の使い方を学ぶために 実践している。


実際シュミの格闘装備は、特殊な為レカルドが専属になっている。レカルドは最近ではシュミの思考を予想して手入れもしてくれている。シュミの格闘術の理解者がまた1人増えたのだった。


ある日、おばあ様から15歳になる成人祝いとシュミの戦闘術の成果を見てみたい。との事で

王都に呼ばれることになった。おばあ様は、シュミが格闘術をしている事は知っているが、

子供の遊び程度しか思ていない。


おばあ様の許可を頂けないと、冒険者ギルドへの登録もさせてもらえない。

良い機会なので、シュミは招待に応じ力の限りを出してみようと思った。


2人でレカルドの店に向かい、レカルドに格闘装備一式の手入れを頼み、リンクスとシュミは 冒険者通りへと向かう


リンクスは、冒険者ギルドの前にある酒場へ


シュミは、馴染みの防具屋へ入った。

「こんにちは~!ヤオさーん」

店に入ったシュミは、店内の中を見回して店員が見えなかったので、少し大きな声で呼んだ。


「はいはーい!  あ!ごめんね~少し店を整理してたのよ」

店主であるエルフ族のヤオが 奥から出てくる。


おばあ様の領地では、異種族が多くいる。おばあ様も混血な為種族関係なく、正当に扱われている為らしい。


「以前頼んでた物は、手に入ったかい?」


シュミの装備は、完全にオーダーメイドの為、仕立て屋に頼むしかない。だが冒険者でも貴族でもない身分に装備の仕立てをしてくれる店はないのだ。

なので、防具屋のヤオを説得して中間に入ってもらい、装備を手に入れてもらった。

信用が全然無いので、やむを得ず ばあ様の名前を使った。


「ええ、これで良いの?服らしき物とパンツね。レビスの毛皮で、作ってるから軽いけど。防御力は余りないわよ?」

防具として薄い服を装備として着るシュミのオーダーを理解できないヤオ


「お!良い出来ですね~」

シュミは オーダー通りに仕立てて貰って、満面の笑みを浮かべている。


【袖無しの拳法着をグレー色のヒョウ柄にして、襟元に毛皮が付いてる感じ】


「防御力は、ここの胸の所と背中に鎖帷子(くさりかたびら)を中に入れるので大丈夫ですよ」

服の両胸の内側と背を開き、両胸~胴 背~腰に、鎖帷子が収納出来るのを見せた。


「え?でも防備箇所が、あまりにも少ないんじゃない?」

ヤオは、マジマジ見ながら言う


「重いと動きづらいから~」

シュミは、ニコニコしてヒョウ柄の拳法着を見ている。


「あ……そ……そうなの~……なら良いんだけど………えっとじゃぁ金貨3枚ね」

微妙な顔をしながら、代金を受け取る。

(貴族の趣味みたいなものなのかしら……全然防具として戦う装備じゃないわね……)


「また、お願いすると思います!じゃぁありがとうございました。」

シュミは、元気よく店をでて、レカルドの店に向かう。



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