第18話 おばあ様ってわがまま
シュミ達が部屋に案内されて、3時間過ぎた。
「ふぅ」
っとため息をついて、ボラタが部屋へと帰ってきた。
「あなた、後で少しお話があります。」
ボラタがため息つきながら、リンクスに言った。
「やれやれだぜ」
リンクスは、まさにこんな感じだ → ┐(´д`)┌ヤレヤレ
夕食は食堂で おばあ様やおじい様と食べたが、会話は無かった。黙々と食べてるが、ユウナだけは「あうあうあ」って感じで みんなを和ませた。
「ところで、ボラタこれからの事を話しましたか?」
唐突におばあ様が、切り出した。
「これからの事ってなんですか?」
リンクスは、ボラタの顔とおばあさまの顔を交互に見た。
「お母さま私から話すと、言いませんでしたか?」
ボラタがおばあ様を見て目を細めた。
「あら、怖い」
おどけてみせる。
(うはー何だこの空気は、ごはんが豪華でも不味くなるなぁ~)
シュミは、黙々と食べているが、正直イライラした。
食事を終え部屋に帰ると、ボラタが先程の話の内容を説明する。
「実は、ユウナとシュミを、この屋敷で教育するとお母様が言い出したの。」
ボラタは、俯きながら話す。
「ユウナの魔力量は、私と同じかそれ以上だから、魔術の英才教育を受けらせると
言ってきかないのよ…」
「そんな事だろうっと思ってたよ。従わないと王都からどうせ出れないんだろう? 来る前にそんな気がしてたんだよ。でも確かに ユウナは魔力量は凄いけど。シュミの魔力は普通の人と変わらないぞ?」
リンクスは 首を傾げた
「お母様曰く、シュミは魔力とは違う何かの力が備わってるって言うの、だからよく見てみたいらしいわ」
ボラタは、リンクスの落ち着いた態度に、少しびっくりした。
リンクスが暴れるんじゃないかと気にしてたみたいだったが、冷静な態度のリンクスを見てホッと胸をなでおろした。
「お前が、ユウナやシュミの面倒見るなら、俺は一向に構わないよ。安心して村に帰れる。」
リンクスも大人になったみたいに見える。
「いえ…村には帰れないわ。お母様の領地の町に、引っ越しするのがお母様の条件に入ってるの。」
ボラタは、申し訳なさそうにリンクスに言う。
「え?……」
リンクスは、間の抜けた声を出した。
「ちょっと待って。僕は英才教育何て受けたくないです。格闘術を誰が教えてくれるというのですか?」
静かに話を聞いていたシュミは、変な方向に話が行ってたので、口を挟む。
(ここは、ちゃんと自分の意見を言っとかないと!)
シュミは、椅子から立ち上がり。
「僕は、この屋敷に残りませんよ!村でも領地でも構いませんが。1人で格闘術を確立した物にしたいのです。これは、かーさんでもおばあ様でも譲れません!」
「でしょうね。そういうと思ってシュミは、英才教育を受けさせないっとお母様に言いました。
その代わりの条件で、領地に住む事になったの。でも、あなたやシュミの知り合いも、領地に引っ越す許可はもらえたわ。」
ボラタは、シュミやリンクスが、領地で少しても住みやすくなるよう おばあ様に、条件を出してたのだった。
「う~ん…なんか全て決まってしまってるじゃないか。」
(どうせ、ごねても貴族には逆らえないのなら、少しくらい条件を出しても良いだろう)
「じゃぁレカルドの家族が住む家と店を用意してもらってくれ。それが、俺の条件だ!」
ちょっと怒ったポーズをとってリンクスは、ボラタに言った。
「えぇ分かってるは、ハボックさんのお店もね。」
最初から全てを条件に入れてた様に、ボラタはシュミの方チラッと見ながら言った。
おばあ様の思惑道理に、ほぼなって話はまとまった。
ユウナは、ボラタと屋敷に住み リンクスとシュミは、領地の小さい家に住む事になった。
そして、毎月6日間だけ、領内の屋敷で家族4人で住むという感じになった。




