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第16話   ボラタの実家


シュミは、フォーゴを家に持ち帰りユウナの元へ行く。

「ただいまぁー!」


かーさんとユウナは、昼寝の最中だった。

(あ、寝てるのか〜………ん?かーさん宛の手紙が来てる)


両親の部屋のテーブルに、手紙があった。シーリングワックスの破片を見ると紋章が描かれている

(この紋章何処かで見たような気がするな~どこだったかな?)


シュミは、部屋に戻り投擲武器の作成にかかる、以前考えていたが結局作成しなかった。

(レカルドさんの所に、行って何かヒントをもらうかな?)


かーさんに、置手紙を書き村の商店街へ向かう。


鍛冶屋のレカルドさんの所に着くと、父さんも来ていた。

「こんにちわ~レカルドさん!あっ父さんも来ていたんだね。」


「おうシュミ!今日はどんな無茶な注文だ?(笑)」

ハボックさんが、王都に行ってからは レカルドさんには、色々な武器の考えを聞いてもらったりしている。


「すまんなレカルド、俺にはシュミが言ってる事がなかなか理解できなかったりするから、正直相談に乗ってくれて有り難い。」

リンクスは、頭をかきながらすまなさそうに、言っている。


「レカルドさん、以前頼んでいた4枚の鉄の輪出来てますか?」


「あぁそうだった。これで良いか?」

カウンターの下から4枚の鉄の輪を出しシュミに手渡す。


「はい、注文通りですね~ありがとうございます!」

シュミは代金を払いながら、鉄の輪をマジマジと見て、微笑んでいる。


「良かったな~何に使うかわからないけど。」

リンクスは、シュミの手にある鉄の輪を ジロジロ見ながら言った。


「投擲武器を作るんだったか?ほらお前風に言えば、槍投げって感じだ。」

っとリンクスに解りやすく説明するレカルド。


リンクスは、手をポンっと叩いて。なるほどって感じでレカルドを見てる。


「ところで、ハボックさんは いつ戻るか知りませんか?」

昔からハボックの知り合いの二人に向かって聞いてみた。


「あぁぁ~一度王都に行ったら、なかなか戻って来ないからな~、あの爺さんは」

手を顎に置きながら、レカルドが言っている。


「そうだな~王都に家族がいるっと聞いた事あるなぁ~。どうだ、王都に行ってみるか?爺さん探しも良いが、シュミもそろそろ村以外を見て良い年頃だしな。お義母さんから、ユウナを会わせろって手紙がきてたしな。」

お義母さんに会うのが面倒くさい感じで、言っている。


「え?良いのですか?是非行ってみたいです。おばあ様には会った事ないですし。」

シュミは 目をキラキラさせている。


「あ、そんな良い婆さんじゃないから、期待するなよ!恐らくユウナの魔力量等が知りたいだけだと思うぞ。治療魔術師一家だから、魔力量を重視に人を判断するからな……!俺やお前の魔力量だと、見向きもしてくれないぞ。」

っとシュミに 少しキツイ言い方で言い聞かせた。


「だからお前は嫌われてたのか(笑) まぁ名門の美人のお嬢様と駆け落ちして結婚したんだから、大したものだよ……お前は(笑)」

レカルドは、ゲラゲラ笑いながらリンクスの人生で一番の功績を褒めている。


「かーさんの家は、名門なのですか?」

シュミは、今までそんな話を聞いた事がない。


「あぁ。以前から治療魔術師を身内から出してた名門だったんだよ。 獣人の血が入ってるせいで爵位を授かれなかったが、前に勅命が布告されただろう?あれで爵位を授かったんだよ。ウォックス家は 伯爵をっね」

頭をかきながら、リンクスはシュミに説明した。


(かーさんは、お嬢様だったのか~!育ちは良さそうって思ってたけど、伯爵家か~)

シュミは 内心ワクワクだ。


「じゃぁそういう事で、しばらく王都に行ってくる。レカルド!村をよろしくな。」

リンクスは、軽く手を上げレカルドに、しばしの別れの挨拶をした。


「おう!任せとけ!」

レカルドは、力ずよく返事をした。


「では、今日はありがとうございました。では行ってきます。お土産買ってきますね」

リンクスの後を追って帰路につく。


「ただいま~」

二人揃って、帰宅した。


「お帰りなさい。」

「あうあ~」

ニコニコしながら、二人で出迎えてくれた。


「早速だが、ボラタ一緒に王都に行く事に決めたよ。」

リンクスは、ボラタに頷き言った。


「良いの?」

心配そうにリンクスに聞く。


「あぁ、シュミも会いたがっているしなぁ」

ボラタに大丈夫と言い聞かせた。



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