第11話 魔力って凄いね!
ハボックが訪れた次の日 シュミは、朝早くから薪割りや掃除洗濯を手早くこなし、格闘術の修練に励んだ、昨日のハボックとの会話が充実してた為、これからの事を考えるとワクワクし、いつもより興奮しながら、修練していた。
いつもより元気な姿のシュミを、家の窓から見ているリンクスとボラタが居る。
「何か良い事があったのかしら?」
シュミを見ながら、リンクスに尋ねる
「昨日昼間にハボックの爺さんが家に尋ねて来て、色んな相談をしたみたいだ。あの爺さん聞き上手だし偏見が無いからシュミと打ち解けたみたいだな〜」
リンクスは、ボラタの肩に手を置きながらシュミを見ている
いつもより熱が入るシュミ、木人にコンビネーションと、ステップを駆使し全方位に打撃蹴撃を叩き込み。とどめの一撃の掌底に、魔力を乗せ発勁の要領で打ち込むと、木人の胴体部分が内側から木っ端微塵に破裂した。
「ゼェゼェ………すげぇ………俺……っょぃ…じゃん」
息も絶え絶えで、木人の残骸を見る。そしてその場に座り込んだ。
その様子を見ていた、リンクスとボラタは石化しているみたいに固まっている。
「えーっと、……あれ?………なに?」
しばらくして……………固まった表情のままボラタがリンクスに聞く
「いや、……何……だろう…ね?」
リンクスもボラタと同じ表情している。
リンクスもボラタも色んな魔法やスキルを今までの経験上見ているので、派手な爆発や魔物が木っ端微塵になるのは、見慣れているが…………原理が分からないのは初めてだ。
無手でどうやったら、ああなるのか?何故爆発するのか?
ましてや内側からの爆発する意味が分からなかった。
※中国拳法は、外部の破壊以外にも内部まで破壊してしまう技が多い。
どこをどう殴れば《蹴れば》脳や内蔵や筋肉にダメージを残せるかや何処の筋肉やツボを攻撃すれば貫通力があるか等考えられて、技が作られている。
シュミは、呼吸を整えて立ち上がり木人の様子を見ている。
(意外と破壊力があるなぁ〜正直自分でもビックリだ!)
リンクスとボラタがシュミの傍までやってきた。
「今のは何だったの?怪我はない?」
少し心配そうな顔をしてボラタがシュミの服の汚れを叩いている。
「見事にバラバラだな~どんな技だよ。父さんにも教えろw」
って軽い口調でリンクスが、木人の破片を集めている。
「父さんには、無理だよ~地道な作業の修練とか嫌いでしょ」
(教えても恐らくできないだろうな、全く何も知らないなら良いけど、槍術と比べたり余計な知識が邪魔をするだろうから)
「う、う~ん」
地味な修練は嫌いなリンクスは、シュミに性格を言い当てられて変な顔をしている。
「それに、父さんには悪いけど この技は一子相伝なんだよ!」
めっちゃ適当に答えるシュミ
「はいはい。冗談はさておき、片付けをしましょうね~ほら父さんが一子相伝の意味が分からなくて困ってるでしょ?」
そそくさと、片付けを始めるボラタだった。
「いや、何となく分かるぞ!」
フンっと鼻を鳴らして、手を腰にやって威張ってる格好してる。
(いや、何となくって……そのままの意味だけど!)
シュミ、心の中だけでツッコむのだった。
************************************************
今更キャラ紹介(現時点)
シュミ 10歳 髪色 赤茶色 瞳色 薄い茶色 身長166
見た目は、完全に人族だが身体能力・聴覚・視力が人族よりもかなり長けている(猫人族の血が入っている為)
リンクス 28歳 髪色 黒色 瞳色 濃い茶色 身長185
見た目は、少しチャラそうに見えるが一途。槍術士の上級を取得しているが、槍術士の上位職 槍賢士を2回ほど落ちている。人族。
ボラタ 27歳 髪色 赤色 瞳色 赤色 身長168
見た目は、可愛いお姉さんって感じで、赤色瞳を持っていて、怒ると濃い赤に変わる。 猫人族と人族とのクォーターで、魔力量はかなり多いらしい。治療魔術師と本人は、言っている。耳は、残念ながら人族と同じ場所に付いている。
ボラタの母親も治療魔術師で若干猫耳らしい (シュミは会った事ないけど)
レカルド 28歳 身長196 髪無し 瞳色 黒色
リンクスと親友で幼馴染み、元剣術士 主にタンク役で冒険者を続けていたら、剣術士の上位職を取れてかも。父親が亡くなり、鍛冶屋を継ぐ為に冒険者を辞めた。




