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第40話 恋するフィクストスター


「とりあえず、みんなお疲れ様でした」


 狭黒さんの力の抜けた声が身に染みる。 


 激しい戦闘の後。

 私達はまだオーパ秘密基地にいた。



 ミラとツィーさんの応急処置が終わった後、二人はセレーネさんによって秘密基地の奥の部屋に連れて行かれた。

 そこで二人の意識が戻るまで面倒を見てくれるそうだ。

 当然私もついていこうと思ったが、入れるのはステラ・アルマのみで人間はお断りと門前払いをくらってしまった。


 二人を心配する私達にセレーネさんは


「安心しろ。ワタシも付きっきりになるし、ステラ・アルマにとって一番安全な場所だ」


 と言ってそのまま閉じこもってしまった。



 それからは自分達の治療を行ったが、大変だったのはサダルメリクちゃんの治療だった。

 はっきり言って彼女もセレーネさん預かりにしてもらった方がいいくらいの怪我をしていた。


 本人が頑なに必要ないと言うので仕方なく通常の治療で済ませたが、体中打撲によるアザと切り傷だらけ。包帯とガーゼに包まれた痛々しい姿になってしまった。

 唯一、顔だけはしっかり守られていたのは流石暁さんだなと思った。


 その暁さんはサダルメリクちゃんに服を破られてしまったので今は支給されたパーカーを着ている。

 二人揃って同じパーカーを着ているのでますます姉妹感が強い。



 私と狭黒さんは軽い消毒と頭を冷やすくらいで済んだが、九曜さんは前回の私よりも酷い怪我を負っていた。

 応急処置だけでは心配なので病院に行く事になり、一足先にセレーネさんが開いてくれたゲートで元の世界に戻っていった。


 病院まで一緒に行くつもりだったのに「タクシー拾ってすぐそこだから大丈夫!」と断られてしまった。

 怪我には慣れているのかもしれないが、あんな大怪我した女の子がタクシーに乗って来たら運転手さんも気が気でないだろう。



 比較的元気そうなのがアルフィルクだ。

 ミラと同じ攻撃を受けているのでノーダメージでは無いが、他のメンバーに比べると軽傷で済んだらしく、みんなの治療を受け持ってくれた。



 と言う訳で、いまこの場に残っているのは私、暁さん、狭黒さん、アルフィルク。それに機嫌の悪そうなサダルメリクちゃんの5人だ。

 今回は全員何かしらの傷を負っているので早々に解散になるかと思われたが、狭黒さんから少しだけ時間が欲しいと言われてこの場に残ったのだった。


 私はすぐそばにミラがいるならずっとここにいたい気持ちだったが、サダルメリクちゃんはさっさと帰りたいみたいだ。

 隣に座っている暁さんはニコニコしているが、暁さんから聞いた話が本当ならきっと帰った後にまた荒れるんだろうな。


「みんな疲れているのに申し訳ないね。どうしてもいま聞いておかなければいけない事があったんだ」


 狭黒さんの声から察するにいい話ではなさそうだ。

 緊急性が高いからこそ無理してでも残れる人を残したのだろう。


「今回の戦いで何か気になる事でも?」

「うん。実は五月くんがモスモスくんを倒した時、機体が光の粒になって消えていったんだ。私は今まで倒したステラ・アルマがあんな風に消えたのは見た事がない」  

「光の粒ですか……」


 暁さんが不審そうな顔をする。

 その時私はミラが気を失って真っ暗な操縦席にいたのでその光景は見ていなかった。

 ステラ・アルマを倒した場合、元の世界に撤退するか、爆発して消滅するかのどちらかだと思っていた。

 光の粒になって消えると言うのは確かに初耳だ。


「もしかしたら、モスモスくんはまだどこかで生きているんじゃないかと言うのが私の懸念だ」

「生きてるって事はまた攻めてくる可能性もあるって事ですか?」

「いや。ルール上は私達の勝利だし向こうの世界が消滅する事は決まりだろう。だが自分達の世界を失った以上もはやルールに則る必要も無い。もしどこかで生き残っていたとしたら……」

「直接わたくし達を殺しにくる可能性もある、という事ですね」


 暁さんがさらっと恐ろしい事を言う。


 もし斗垣さんがまだ生きていて、なんらかの方法でこちらの世界にやってこれたとしたら、恨みで私達を殺そうとする可能性はある。

 本来であればそれはルールで禁止されている事だが、敗北して自分の世界を失った斗垣さんがルールを守る必要はもう無いからだ。


 確かにみんなを呼び止めてでも早急に話し合わなければいけない話だ。

 最悪、今日の帰りに誰かが殺される事だってありえない話では無い。


 ただ、あの人の性格的にそういう行動に出るかは疑問だ。

 いさぎよく負けを認めていたみたいだし、もし生きているならまた仲間になりたがる気がするのは甘い考え過ぎるだろうか。



「モスモスくんは死んだのか。それともまだ生きているのか。それを判断しておきたいんだ。今までの戦いでそんな風に敵が消えた事はあったかい?」


 このユニバースに一番最初に誕生したステラ・カントルは狭黒さんだ。

 今まで起こった戦いには全て参加しているだろうが、個別での決着をすべて見た訳ではないだろう。

 例えば今日の暁さんの戦いだって最後はどうやって決着したのか見られていない筈だ。

 

「わたくしが今まで倒してきた敵でそうやって消滅した機体は見た事がありません。本日戦った相手も、最終的には撤退という形で決着がつきました」

「私が戦ったのは前回の2等星と、桝形姉のぬけがら機体だけですけど、どちらもそういう消え方はしていないと思います」


 前回戦った2等星のステラ・アルマは人間に戻ったところをファブリチウスで撃っているので正直どういう消え方をしたのかは分からない。

 ステラ・カントルの女の子ごと撃ったのであまり思い出したくない光景だ。


「私も今まで倒してきた敵は撤退か、破壊かのどちらかだった。今回のパターンは初めてだね」


 ステラ・アルマにはそういう消え方もあるのか、たまたまアルフェラッツさんがそういう機体だったのか、どちらの可能性もある。

 そもそもステラ・アルマに関しての知識がそれほど多くない私には検討もつかない事だった。



 ふとアルフィルクを見ると、何故だか少しバツが悪そうにしていた。

 そしてそのアルフィルクを不機嫌そうにサダルメリクちゃんが見ている。

 何か言い出しにくい事でもあるのだろうか。

 私はあえて聞いてみる事にした。


「アルフィルク、何か知ってるの?」

「え!? あ、そうね……えーと……」


 何でもズバズバ言うアルフィルクにしては歯切れの悪い返事だった。

 言いたい事は決まっているのに、言葉を選んでいる感じだ。 


「アルフィルク。悪いけど、私言うからね」

「ちょ、ちょっとサダルメリク!」

「さっさと話終わらせて、帰りたい」

「でも……!」


 二人とも何かを知っているようだった。

 しかしアルフィルクはその事をあまり話したくないみたいだ。

 私は暁さんと狭黒さんと目を合わせるが、二人とも本当に何の事か分からないみたいだった。


「ステラ・アルマが、粒子のようになって消える時は、コアを潰された時、だよ」

コアって、星の中心核の事かい?」

「そう。ステラ・アルマの体にも、核がある。それはステラ・アルマにとって最も重要な部分」


 核というのは学校の授業で習った。

 確か私達がいる地球の中心にも核というモノがあって、地殻の下のマントルの更に下に鉄と少量のピッケルで構成された部分があるって言っていた気がする。

 

 ……ピッケルじゃなくてニッケルだわ。



「ステラ・アルマの核は、私達の元になっている星の一部。例えばアルフェラッツだったら、アンドロメダ座アルファ星の一部が、その核になってる」

「一部って言ってもほとんどの星ってガスで構成されてるんじゃなかったかい?」

「核は概念みたいなもの。主成分がガスなのか金属その他なのかは、個体による。その核が、それぞれの胸の中心あたりに、ある」


 つまりいま話しているサダルメリクちゃんの中にも、ミラの中にも、その核というものが存在しているという事だ。

 ステラ・アルマが星の化身というのがイマイチ分かっていなかったけど、本当にその星の一部が体の中に存在しているんだな。


「それで、その核を潰されるとあんな風に粒子になって消えるのかい?」

「そう。私は見てないけど、敵にトドメを刺した時、胸のあたりを攻撃しなかった?」

「その通り。ツィーくんの最後の攻撃は敵の胸を貫いていた」


 なるほどそういう事か。

 ステラ・アルマにとって核が重要な部分という事は、核が弱点でもあるんだ。


 となると、ステラ・アルマの倒し方には3つのパターンが考えられる。

 一つは、ロボット形態が維持できないくらいのダメージを与えて変身を解いてしまう事。

 もう一つは、ロボット形態を物理的に破壊する事。 

 そしてもう一つが、ステラ・アルマの核を潰す事。

 

 そしてその中で核を潰された場合、今回みたいに光の粒になって消滅してしまうんだ。

 

 でもそれはそういうものだと捉えれば納得がいくし、別にアルフィルクが言い淀むほどの事ではない気がした。 

 ステラ・アルマが人間ではなく星の化身だというのはみんな分かっている事なんだから。


「ぶっちゃけ言うと、私達ステラ・アルマの正体は、その、核」 

「サダルメリク!」


 アルフィルクが大きな声を出した。

 だがサダルメリクちゃんはそのまま続ける。


「人の肉と皮を被ってるけど、私達の本体は、その核。その核が意思を持って、肉体を動かしているだけ」



 それはそこそこ衝撃を受ける事実だった。

 核と言うから、ステラ・アルマにとっての心臓みたいな物だという認識だったけど、今のサダルメリクちゃんの言い方だと本来の姿は核の方であって、その核が肉体という乗り物に乗っているみたいに聞こえた。

 

 アルフィルクは顔を伏せてしまった。 

 サダルメリクちゃんの言う事が本当なら、ステラ・アルマにとって核というのは何も着飾っていない一番内面的な部分だ。

 いま目に見えている姿が本来のアルフィルクでは無いというのは、本人的にも知られたくない事実だったのかもしれない。


「だから、核を潰されると存在そのものが維持できなくって、消滅する」

「……そういう事か……」


 狭黒さんと暁さんも複雑な表情をしていた。

 自分の恋人が人で無い事は理解していたけど、それがガスだか金属の塊だかが正体と言われると思うところがあるのだろう。

 私もミラの本来の姿がそういう物であると思うと、目で見える姿とのギャップを感じてしまう。


 ……うん?

 でもなんか変だな。

 本来の姿ってなんなんだろう?


 目で見えているミラは当然私の知っているミラだし、ロボットになったミラも私の知っているミラだ。

 それが今更、星の一部が正体ですと言われたところで、それもミラには違いないのだから、別に今までと何も変わらない気がする。



「ねぇサダルメリクちゃん。例えばその核が、体を抜け出す事はできるの?」

「それは無理。核と肉体はガッチリ繋がっているから、核を体の外に出す事は、できない」

「って考えると、やっぱり核は正体と言うよりステラ・アルマにとっての心臓みたいな物のように思えるんだよね」

「まあ、間違ってはいない。肉体の方にも心臓はあるから、核を心臓とすると心臓が二個ある事になるけど」

「そっか。なんか私、その核自体が自由に動き回れるのかと思ってた。ミラに会いに行ったら、体がぐったりしてて、その核が外に出てお化粧とかしてたらちょっと嫌だなと思った」

「そんな事はできない。核は体とは別に動けないし、核に化粧なんかしたら、核がおかしくなる、よ」

「じゃあ、別に気にする事でもないね!」


 その言葉を聞いた暁さんと狭黒さんがハッとした顔をしていた。

 おそらく私と同じ事を考えていたんだと思う。


 サダルメリクちゃんの話を聞いて、今まで接してきた相手がまるで別の存在だったかのように感じてしまったけど、正体がなんであろうと、目に見える姿がどうであろうと、今まで好きだった気持ちが変わる訳ではない。


「別に私、ミラがガスでも石でも関係ないかな。ミラがミラならそれだけで好きだし。一番近くにいてくれる、一番大切な人というだけで私は十分!」


 私の言葉を聞いたアルフィルクが少し涙目になっていた。

 気持ちはよく分かるよ。

 だって、それを知られた事によって狭黒さんの自分への見方が変わるかもしれなかったんだもんね。

 でも大丈夫。私達の中で、そんな事で気持ちが変わる人なんていないよ。


「ふむ。色々と納得がいったよ。私も未明子くんと同じ気持ちだね」 

「夜明……」

「アルフィルクがそんな事を気にしていたとは、存外可愛いところがあるじゃないか」

「だって……」

「あれー。怒られるかと思ったらそっちのリアクションなのかい!?」


 ほらね。


「わたくしも、メリクが何者であっても今更物怖じするような事ではありませんでしたね」

「私は、すばるに関して、何も心配していない」

「あら。絆が強くて嬉しいですね」

「と言うか、そんな事で引くようなら、許さない……」

「あら。束縛が強くて怖いですね」


 ほ、ほらね……?



 一番新人の私が言うのもなんだけど、暁さんも狭黒さんも九曜さんも、相手の事が本気で好きだって分かっている。

 何事にも変えられない大切な相手だって分かっている。

 それだけ相手の事を思っていなければ命を懸けて戦える訳がない。

 こんなに死にかけて、ボロボロになっても、相手と一緒にいたいから戦うんだ。



「やっぱり未明子がミラのパートナーで良かったわ」


 アルフィルクがすっきりした顔をしていた。

 本人的にもいつか狭黒さんに伝えたかった事だったのかもしれない。

 もしかして、そこまで分かっててサダルメリクちゃんもいまこの話をしたのだろうか。



「でも私、ミラのそんな大事な部分があるなら逆に見てみたいな! ミラの核なんてさぞ美しいんだろうなぁ……うへへ」

「ごめん。やっぱり死んでもらっていい?」


 恐ろしく早いゲンコツを食らった。

 私じゃなきゃ泣いちゃうね。

 正体が石とか何とか言う前に、このゲンコツが石のようだった。



「あ! 核の話も大事だが、それでモスモスくんが生きているか死んでいるかの結論が出ていなかった」

「それは大丈夫。ステラ・アルマに乗った状態で核が消滅したなら、ステラ・カントルも一緒に消滅してる」

「そういうものなのかい?」

「もう一個、衝撃の事実なんだけど、実は私達の操縦席になっているのが、核なの」

「え!? 私達って核の中で操縦してるの!?」

「そう、だよ。私達の一番デリケートな部分に、乗ってる」


 えーそれは早く言って欲しかった。

 割と操縦席の椅子で体をガンガン打ち付けてるけど、あれってステラ・アルマにとってはメチャクチャ苦しいのではなかろうか。

 自分の心臓の中で暴れる小人をイメージして心臓が痛くなってきた。


「核が潰されてステラ・アルマが消滅する時、見た目はあっさりしてるかもしれないけど、核の内側に対してものすごい熱量が発生してる」

「と言う事は乗っているステラ・カントルも、言葉通りに消滅していると」

「そういう事。そもそも核を潰されたって事は、操縦席を潰されたって事だから、その時点で無事じゃないと、思う」


 斗垣さんはそんな状態で最後になんか叫んでいたのか。

 命を振り絞ってでも、叫びたい何かがあったんだろうな。

 何を叫んでいたのか今度九曜さんに聞いてみよう。


「では、夜明さんが懸念していた事は起こらないと言う事ですね」

「それならば良かった。今晩も安心して眠れるよ」


 とりあえず解決したみたいだ。

 私だったら気にも止めなかったような事だが、狭黒さんだからこそ生まれた懸念だったんだろう。

 でもちゃんと確認しなければ狭黒さんの言った通りになる可能性だってあったのだから、残ってでも話し合った甲斐はあった。


 しかし核についての話は新しいステラ・アルマの知識だったな。

 何よりも操縦席が核の中だと言うのは驚きだ。

 これから操縦席で何かする時も、いま以上に慎重に動かないといけない。 

 カッコつけて椅子に飛び乗ったりしなくて良かった。



 ……待てよ。

 私は嫌な事を思い出してしまった。



「あ……あの。私、ミラの核の中で吐いた事があるんだけど……」


 その言葉を聞いて、みんなが固まる。

 

 今日の話で核が非常に重要な部分である事が分かった。

 ステラ・アルマの正体である核。

 その大切な核の中にある操縦席で、私は吐いた事があるのだった。


「……そ、それは、ちょっと、私もなんて言ったらいいのか、分からない……」

「……ミラさんに謝った方がよろしいのでは?」

「……あなた、そんな恐ろしい事してたの?」


 私だって吐きたくて吐いた訳ではない。

 敵の攻撃で気分が悪くなったんだから責めないで欲しい。

 でもステラ・アルマであるサダルメリクちゃんとアルフィルクの顔を見るに、それが結構なやらかしであった事は明白だった。

 

「狭黒さん、私どうしたら……!」


 何かフォローしてもらえるんじゃないかと狭黒さんの方を見ると、みんながドン引きする中、一人だけお腹を抱えてゲラゲラ笑っていた。

 

 な、なんだこの薄情な人は……!!


「ひぃーひぃー、大事な恋人の大切な核の中にゲロした子がいるよ!」

「ちょ! その言い方は愛がなさすぎませんか!?」

「な、なんでそれをわざわざここで暴露したんだい!? 黙っておけばいいのにイヒヒヒヒ!」


 言われてみればそうだった。

 別になんでもかんでも報告する必要はないんだった。


「まあ、性事情に関しても相談される方ですからね」

「いや待ってください暁さん! その言い方は誤解が酷い!」

「すばる。話は終わったんだから、もう帰ろう」

「待ってサダルメリクちゃん! ステラ・アルマとしてなんかアドバイスして!」


 なんで最後にこんな爆弾を落としてしまったんだ。

 今日はもう早く落ち着きたいのに。



「あなた、やっぱりミラのパートナーとしてふさわしくないわ」


 アルフィルクがとても怖い顔で詰め寄ってくる。

 どうしてこうもアルフィルクの私への評価があずき相場並に変動するんだろう。

 

「あ……アルフィルクが自分の中でゲロされたらどう思う?」 



 オーパ秘密基地に、アルフィルクの渾身のゲンコツの音が鳴り響いた。



区切りのついたトコロで一ヶ月ほどお休みを頂きます。

自分の文章を見直したり、いろんな作品を読むインプット期間にしたいと思っています。

出したい設定をほぼ出し切れて、この後からが一番書きたかったお話になりますので、その為の修行をしてきますね。


次回の更新は9月の4週目あたりになると思いますので、それまでお待ち頂ければ幸いです。

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