表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
161/161

あとがき

 ステラムジカ 〜私の彼女が大きかった〜

 最後まで読んでいただきありがとうございます。


 初めて書いた小説でした。

 2023年5月22日から2025年5月22日までの2年間(正確には2年間と1日)何とか連載を続けることができました。


 この作品は本来書きたかった作品がどうしても書けなくて、練習のつもりで書き始めた作品でした。

 練習なんだから軽い気持ちで書けばいいやーと書き続けて約140万字。

 当初の予定よりもかなり長くなりました。


 お話の展開はほぼ最初に思い描いた通りでした。


「星の名前を冠した女の子がロボットになって戦うバトルものとか面白そう。明るさの等級が高いと強い」

「ロボットの時に受けたダメージは人間に戻ると反映されていて、毎回みんな服がボロボロとかにしたら戦闘モチベーションがあがるんじゃないかな」

「前半のボスはこの前プラネタリウムで話を聞いたフォーマルハウトにしよう」

「やっぱりロボットものだから主人公はどっかで乗り換えしたいな」

「後半で北斗七星の敵幹部とか出てきてー」

「最後は星の姿に戻ってラスボスを一撃で倒す!」


 2023年の手帳を見ると、これを思いついたのが4月23日。

 実際に書き始めたのが5月7日。

 5話分のストックを用意して第1話を投稿したのが上記の通り5月22日なので、本当に設定とかを固めずに書き出したみたいです。

 書き進めながら、あれをこうしよう、こことあそこを結びつけると面白そうと設定が膨らんで行きました。

 その設定をなるべく消化できるようにパズルみたいにお話に組み込んで行くのは大変だけど楽しい作業でした。

 

 ただ自分への約束として、一度投稿したら誤字があろうと致命的な設定ミスがあろうと絶対に修正はしないと決めていました。

 修正しちゃうと後から設定を追加できてしまうので、一発勝負でどれくらい伏線を入れられるか、それをどれくらい回収できるかの挑戦をしたかったのです。

 (1話の修正は作品説明の修正の仕方が分からずの修正でした)


 結果、読んでくださる方の負担になってしまっていたら大変申し訳ありませんでした。

 次回作からは普通に誤字・脱字・呼称ミスは修正していきたいと思います。


 楽しかったのは、書いてるうちにキャラが勝手に設定を喋りだした事です。

 何話だったか覚えていないですけど、ミラが「夜明さんはステラ・カントルで一番強いんだよ」と言い出して僕自身が「え、そうだったの」と驚かされました。

 多分潜在的にそう思っていたのをキャラのセリフとして出力しただけだと思うのですが、これが色んな人が経験するやつなんだなと嬉しくなりました。


 この作品に出てくるキャラクターはほとんどがTRPGで自分でロールプレイしたキャラです。

 夜明さんとかアルフィルクはどんなシナリオでも対応できるキャラなので、似たようなキャラで色んなシナリオを遊びました。

 フォーマルハウトや桔梗みたいなキャラも良くやるので喋らせてて楽しいキャラでした。


 未明子・ミラ・アルタイルの三人はモデルとなった実在の人物がいます。

 未明子は性格と喋り方、アルタイルは容姿と楽しい時に小躍りする癖、ミラは名前以外はほぼ本人そのままです(何なら名前もちょっと似てます)

 あくまでモデルなので本人とは切り分けて考えていますが、特にミラはセリフを喋らせると「本当にキャラの立ってる人だったなー」と本人を思い出しました。


 なのでミラが死ぬシーンは書いてて泣けました。

 自分で考えた展開なのに、これ本当に殺さなきゃだめ? 後半で生き返るけど、本当にここで殺さなきゃだめ? と何度も自問自答しながら書きました。


 逆に本当は死ぬはずだったけど生き残ったキャラもいます。

 夜明さんと尾花です。


 夜明さんは病気が進行して最後の戦いの前で死ぬ予定でした。

 それでアルフィルクはまた別の世界に夜明さんを探しに行ってしまう展開だったのですが、尺の都合でカットせざるを得なくなってしまい、ただ生き延びるのもアレなのでアルフィルクの核を齧って生き延びてもらいました。

 イーハトーブという名前をつけたのはアルフィルクで、お別れの際にその説明をするというシーンもありました。


 尾花は完全に僕の力不足です。

 アウルムと戦う段階になって「よーし、次のシーンで死んでもらうぞ」「次こそはやられてもらうからな」「萩里が死ぬまでには絶対に死んでもらうからね」「萩里が死んだ後に怒りの特攻だ」と死ぬタイミングを散々計ったのですが、どうにもメラクさんの能力が強すぎたのと尾花の使いやすいキャラもあり、全ての死亡フラグを折って生き残りました。

 萩里と一緒に死んで五月の怒りになる筈だったのですが、最終的に五月の希望になってくれたので結果的には良かったのかなと思います。

 


 最初はスマホのメモ帳に設定を書いただけのキャラクター達でしたが、書いている内に一人の人物になり段々と愛着が湧いていきました。

 この2年間は自分の作ったキャラクター達と暮らすような不思議な感覚だったので、完結となるとお別れになってしまうようで寂しいです。

 

 完結したのに続編があると嫌だという方もいらっしゃるようなので、この物語はここで一旦完結とさせて頂きますが、僕が寂しくなったらまた書いてしまうかもしれません。

 と言うか最終回でゼロ世界の設定とか出すのやめろやって話ですよね。 

 その時にまた読んでみようと思って頂けたらよろしくお願いします。

 

 今後の活動ですが、この後しばらく色んな小説を読み漁り、自分の弱点と反省点をピックアップできたら今度こそ新人賞用の作品を作って応募しようと思います。

 それが終わったらその作品を連載用に書きなおして、またなろう様に投稿して行きたいと思います。

 

 2年前は書けなかった作品ですが、今なら書けるようになっていると信じたい!



 長くなりましたが、本当にこの作品を読んで頂いてありがとうございました。

 僕もたまに読み返して大好きなキャラクター達に会いにこようと思います。


 あと一応ツイッターもやっておりまして、画像メーカーを使わせて頂いてキャラのイラストなんかもアップしていますので良かったらそちらもご覧ください。

 今後の進捗もつぶやいていきますので、できればフォローもよろしくお願いします。

 

 @inuinununui9973

 https://x.com/inuinununui9973


 ではでは。

 読んで下さったみなさんが、次の素敵な作品に出会えるように祈っております。

 

 

 ゐぬゐぬぬぬゐ 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ