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ひと夏の思い出  作者: かじかじ
6/6

日常1

「梶本・・。お前は東村さんの隣に居るべき人ではない。俺が・・・。俺が・・・・。」


俺は登校時の背後の気配に気付けなかった。


キーンコーンカーンコーン

「皆さんお久しぶりですね!今日から3学期が始まります。元気よく楽しく学校生活を楽しみましょう!」


担任の先生の長い挨拶が終わり休み時間

うちの学校は学期の始まりはHRだけで終わることが多い。


「ねね、涼太君!帰りにどこか寄って行かない?」

「うん!いいよ。」

「僕たちは誘ってくれないんだ・・・・・。」

「私達友達と思っていたのに・・・。」

「お前らうるさい!来たいなら来ればいいじゃん。いつもそうなんだから」

「健君と奈緒ちゃんも一緒行こっ!」

「「奈緒~!」」


うん。俺は?

まぁ、いいかーーー


2限目のHRも長い話を聞いて終わり。

長い話聞くとなぜか腰と肩が凝る。。


「また、ほおづえしながら聞いてたでしょ!」

「おかげ様で腰と肩が終了のお知らせだよ」

「もー!早く行こ!」

「涼太!来るの遅いぞ!腹減った早く行こ!」


ピコン

この音ってもしかして


携帯を開くと

【後悔清算公式委員会】


『過去の生活はどうですか?』

『良い感じだ』

『それは良かったです。そんなあなたにアドバイスです。その週の日曜日あなたはデパートに東村香菜と共に行きます。そこに友利颯が接触してきます。』


俺はそのメッセージを見た瞬間思い出した。

確かに友利はここで香菜に接触してくる。

どう阻止すればいいんだ。。

確か、接触してくるのはデパートの帰り道だったはず。

ここからあいつのストーキングが激しくなる。

なんとしても避けたい。


「涼太君!涼太君!」

「ど、どうした?」

「どうしたんだよ涼太。そんなに汗かいて体調優れんのか?」

「いや、大丈夫だ・・・。」

「ねぇ、本当に大丈夫なの?」

「ありがとう香菜。大丈夫だよ」

「健ここめっちゃアツいよね。。冷房入れて冷ましてもらう?」

「そうだな奈緒。くそアツいな。ちょっと距離置こうか。」

「うるせぇ」


とにかく今は考えるのは止めよう。

3人に迷惑かけてしまう。

「俺ら来年3年だよなー。また、同じクラスになれればいいな!」

「健と離れるなんて奈緒生きていけない。」

「・・・・奈緒」


「なー香菜。ここめっちゃアツくない?今って冬だよな?」

「涼太君。ここすごくアツいです。ほんと真夏ですね。冷房ガンガンにしてもらお!」

「おい!お2人さん!それは俺と奈緒のやつ!勝手に取るな!」


しっかりと2組の惚気を周りに撒き散らして俺たちは変えることになった。


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