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ひと夏の思い出  作者: かじかじ
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登校

数日が過ぎ冬休みが終わり3学期が始まった。


俺は眠たい目を擦りながら支度をする。

「今日から学校なんだよな。香菜をあいつから守らないと」


ピンポーーン


「おはようございます!香菜です。涼太君は準備出来てますか?」

「あら、香菜ちゃんおはよう。ちょっと待ってね今呼んでくるからね!」


確かいつも登下校を一緒にしていたな。

早い所準備しないと母さんに怒られる!!


コンコン


「涼太!香菜ちゃん来てるわよ!早くしなさい!香菜ちゃんが可哀そうだから!」

「ちょっと待って!もうすぐできるから!」

「あんたの準備とかどうでもいいから今すぐ香菜ちゃんの所に行きなさい!!」


母さんは香菜の事かなり贔屓している。

「じゃ、母さん行ってきます!」

「気を付けてね!香菜ちゃんの事大事にしなさいよ!」

「わかってるよ」


玄関から出ると香菜の姿

後方に太陽の陽光が差し込みすごく神々しかった。


「おはよう涼太君!どうしたの私に見惚れてたの?」

そう言いながら悩殺ポーズを決め込んでる。

「そうだな!早く行こう!遅刻する」

「涼太君が遅いからだよ!」


家から学校までは徒歩15分といったところだな

この前の元旦の夜の話をしながら。


「ねぇ!聞いてる?」

「聞いてるよ!」


香菜は頬を少し膨らませた。すこしご立腹のようだ。

「帰り道でなんだか涼太君と一緒の事考えていたと思うんだ」

「奇遇だな。俺もそれは思っていた」

「本当に!?」

俺は少しテンションが上がってしまい少し恥ずかしかった。


「朝からアツいね~!」

「今って冬だよね?ここだけ真夏なんだけど。。」

「うるさいぞ!健に奈緒。お前たちも十分にアツいからな!」


こいつらは本田健と浅田奈緒

同じクラスでいつも仲良くしてる2人だ!


「健と奈緒おはよう!」

「「おはよう香菜ちゃん」」


いつもどうり俺たちは登校した背後の目線に気付けずに。


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