タイムリープ1日目
「涼太君!起きて!!」
「ん、、、ここは、、、、」
「涼太君の部屋だよ!元旦の夜一緒に初詣行こうって約束したじゃん!忘れてたの?」
俺は目を開けて香菜の姿を目視できたその瞬間
目から大量の涙が溢れ出てきた。
「ど、ど、どうしたの涼太君!」
「いや、ごめんごめん!香菜に会えて嬉しすぎてそれが溢れたんだな~」
「もぉー、そうゆうのはずるい」
香菜の顔が赤くそして美しかった。
「香菜?顔赤いけど熱でもあるの?」
「分かってるくせに、、べーーーだ!」
俺は心から戻ってきて良かったと思っている。
だが、俺は香菜の事を守らないといけない。
香菜の事をストーキングし殺した奴の名前は【友利颯】
俺たちの同級生だ。
「涼太君?早く行こっ!」
「そうだね!行こうか!」
今はそいつの事は忘れ香菜との時間を楽しむか!
「そういえば香菜。今日って何年何月何日でしょう?」
「どんな問題なの?今日は2009年1月1日だよ!」
「せいかーーーい!!凄いな!」
「涼太君私の事馬鹿にしてるでしょ・・・。」
そんなジト目で見てくるなよ・・・。
俺はごめんの代わりに頭を撫でてあげた。
香菜が赤面したのは秘密。
しっかしすごい人の数だ
香菜は大丈夫かな?
こうゆう人がいっぱい集まるところ昔から好きではなかったしな~
無理して来てくれてると思ったら愛くるしいな
「香菜大丈夫だよ俺が居るからね」
「涼太君のバカ」
その後、香菜から無数のパンチをペチペチと・・・。
痛くはなかったけども。。。
そんなやり取りをしている間にどんどん自分たちの番になる
「香菜もうすぐ俺たちの番だよ!」
「うん!涼太君は何お願いするの?」
「秘密だよ」
「むーー!涼太君の意地悪!意気地なし!悪党!強盗!!」
「最後らへん全く関係ないぞ」
そして、俺たちの番になり
俺たちは一緒に本坪鈴を持ち大きく鳴らした
「ふーー。俺は願い事を済ませ香菜に目を向ける」
まだ、願い事をしてるみたいだ。
何お願いしてるんだろう??
「よし!終わったよ!この後はどうする?」
「せっかくだし少し出店回ろうか!」
「あいあいさー!!」
減っているとはいえそれでもかなりの人の数だな
香菜が押し潰されそう・・・。
俺は香菜に向かって手を出した
「おいで香菜」
その一言を添えて
「涼太君のバカ!遅いの!」
「そんな顔赤くして膨れても可愛いだけだぞ!」
「バカバカバカバカ!!!」
「痛いからやめてくれ!」
俺たちは手をぎゅっと握り離さないようにしっかりと。
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