後悔清算公式委員会
恋愛もの初投稿です
温かい目でお願いします。
ミーンミーン
辺りに夏の風物詩の蝉の鳴き声が広がる
正直、蝉の鳴き声聞くと体感温度3℃は上がるような気がする。
「おい、梶本ー!俺らそろそろ上がるけどお前はどうする?」
「もう少しで資料出来上がるから先上がっていいよ」
「わかった。お前も程々にな」
俺の名前は梶本涼太
30歳になっても社畜になっている。
「梶本先輩!お疲れ様です!!」
「お疲れ様。南も今上がりか?」
「はい!で、先輩もし上がるなら一緒に帰りたいな~なんて//」
「悪いな。俺はこの資料終わらせてから帰るから先上がっていいぞ」
「あ、はい。わかりました。お疲れ様です。ちくしょー!時間間違えた!!ばかばか!」
挨拶からその後が全く聞こえなかったがなんか言ってたかな。
ま、余計な詮索はやめよう。
この時間となれば高校生や大学生が多いな。
懐かしいと思ってしまった。
こんな俺にもあの子達みたいに青春してたもんな。
あの事件以来そうゆう事には疎くなってしまったが。
12年前のある日にある事件が起きた。
あるストーカーに一人の女性が殺害されたという事件。
被害者の名前は東村香菜。俺の彼女だった人だ。
「くそ!忘れたつもりなのに。集中集中」
ーーピコン
俺の携帯が鳴った
俺に連絡してくる奴なんて居たっけ?
「誰からだろう。」
ん!?
『後悔清算公式委員会』
という宛先からだった。
「俺はこんな奴友達に居ないぞ。」
次の瞬間こいつから来たメッセージに驚愕する
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