自分を嫌いなあなたへ
欲しかった言葉
嫌いでもいいのです
憎くてもいいのです
許せなくてもいいのです
きっと、その気持ちは誰にも肩代わりできないものなのでしょう
陳腐な慰めなど耳に入らないほど、鋭く痛いものなのでしょう
ならば私が、そんなあなたごと全てを愛しましょう
あなたが自分を嫌いな分だけ、私があなたを愛しましょう
あなたが自分を憎む分だけ、私があなたを愛しましょう
あなたが自分を許せない分だけ、私があなたを愛しましょう
あなたはありのままでいればそれでいいのです
負の感情は肩代わりしてあげられなくても、惜しみない愛と祝福をあなたに捧げることは出来るのですから
もう、無理をして自分を好きになろうとしなくてもいいのです
もう、無理をして自分を愛そうとしなくてもいいのです
もう、無理をして自分を許そうとしなくていいのです
ありのままの自分を、どうか許してあげてください
それはあなたにしかできない許しなのですから
そうしていつか、こんな詩を忘れるほどに幸せになってください
そうしていつか、こんな詩もあったなとふと思い返してみてください
どうか、あなたに惜しみない希望と慈しみが溢れますように
誰かに届けばいい