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1秒読書 3秒後に違う世界 【超短編集】  作者: 響ぴあの


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46/74

毒舌勇者とモンスター(メス)

 俺の武器は毒舌だ、言葉で相手にダメージを与えてやっつける。

 今日の敵は大きなモンスターだ。一応メスらしい。


「そんなに太っていたら体が重くて動けないだろう?」

 ダメージを受けたのか少しだけモンスターの表面が溶ける。

「ダイエットしてるんだから、レディに向かって失礼じゃない?」


「女だとは気づかなかったな」

 さらにモンスターの体が灼熱の太陽の下の氷のごとく溶けていく。

「私は女よ。美しいで若いころは通っていたんだから」



「おまえが手のひらサイズで、小さくなればかわいいと思うのだけどな」

 すると、若干赤面しながら、敵は手のひらサイズまで溶ける。

「これで、どう? あんたの顔気に入ったからお供してあげるわ」


 これは、勇者の計算なのか。モンスターが勇者に惚れたから小さくなったのか、私たちにはわからない領域だ。

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