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関係ないから  作者: 蘇芳 誉
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4

案内された部屋は、客室だろうが狭かった。

客室にもランクがあるのなら、最低ランクだと思う。

お風呂にトイレ、ベッド・・・まぁ、生活できるからいっか。

案内してくれたメイドが、後で食事を持ってきますと言って出て行こうとするので、図書室の場所を聞いた。

とりあえず、書面をカバンにしまって・・と思ったら、中が真っ黒で見えない。

えっ?何?ジーッと見ると、<無限収納>と出た。おおぅ!助かるよ!持ち主限定も付いてる。

よし!

ありがとう!神様?

教えてもらった図書室に行ってみると、誰もいないし、埃っぽい。こんなとこで、本を読みたくないので勝手に借りて部屋に戻ろう。とりあえず、私に必要な本は〜と思ったら、光ったので、カバンに入れていく。ダミーで適当な本を数冊持って部屋に戻る。ダミーの本をテーブルに置き、カバンから本を出そうとしたら、手紙がある。

はて?


君のカバンに入ってたものは、使っても(食べても)補充されるからなくならないよ!お金は、補充されないけどね。それと、着替えと靴とそちらの世界のお金と一応短剣を入れておいたよ。君には色々つけたけど、何がついているのかは、色々試して自分で確認してね!そっちの方がワクワクするでしょ?あっ、君は戦えないよね?だから、魔法は使えるようにしといたよ!自分の身は自分で守らないとね?僕にできるのはこのくらいだけど、君の幸せを願ってるよ!



神様?って本当に神様だったんだ。今までごめんなさい。でも、ありがとう!

元々カバンに入ってたのは、お財布、スマホ、ハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュ、手帳、化粧品、女性用品、常備薬、エコバック、水筒、のど飴、一口チョコ(小袋)、栄養補助食品、お昼用に買っておいたおにぎり3個だね。

そういえば今日はお昼食べそこねたんだ。

自分の仕事と突発で入ってくる仕事でバタバタしているのに、田崎さんのフォローもしなくちゃいけなくなって、時間がなかったんだよねー。

自分の仕事くらい、しっかりしてほしいわ。

まぁそのおかげで、食料確保できたんだけどね!

それよりも、魔法が使えるって・・・最高ね!

何が使えるのか試してみなくちゃね!

神様、ありがとう。頑張って生きていきますねー!

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