28
部屋に戻り結界を張る。
ったく、この世界はクズしかいないのか!
いや、日本もクズ男が多かったな。
ムカムカしながらも手紙を書く。
ギル、セオ、ルト
挨拶もせずいなくなる事を申し訳なく思っているけど、言うとまた絡まれそうだから黙って行くね。
今までありがとう。
アルブス、アスール、ロートにもよろしく伝えてね。
本当にありがとう。
マコ
こんなもんでいいかな?
テーブルの上に置いて忘れ物はないね。
まぁ全部バッグに入れてるからあるはずないよね。
じゃあ転移しよう。
ディアンの所に転移できた。
よしっ!
距離も問題ないみたいね。
誰もいないみたいね。
「ディアン。久しぶり。会いたかったよー。ううぅ。」
ディアンに突撃して抱きつく。
涙が出てくる。
〈マコ?どうした?もう帰ってきたのか?〉
「ん、嫌な事があってね。この国から出て行こうと思って。ディアンに会いにきたの。」
〈彼奴らが何かしたか?ドラゴンに選ばれたから問題がある人物とは思えぬが。〉
「ギル達じゃないよ。これ見て。」
ネックレスに魔力を流してディアンに見せる。
料理を食べられた事、謝罪で揉めた事、カイザーの件。
こんな事があったから出て行くよ。ディアンに会えなくなるのは寂しいけど。
「カイザーの事は気になるけどね。ぶっちゃけ、顔だけ男やレオンさんもどうでもいい。カイザーが自分で主人を決めたならいいんだけど。カイザーが本当に術にかかっているのかわかる?」
〈愚かだな。マコが気にする事はない。カイザーは奴が変わってきたのに悩んでいたからの。今の主も問題あるが前の奴よりマシだな。カイザーに乗らないからカイザーは前より自由に過ごしておる。術になぞかかっとらん。気にするな。〉
「それならいいけど。ディアン私と一緒に行こう?ディアンと離れたくないよ。」
〈またここにくればよかろう?マコ。〉
「ううん。来たいけど無理。もう会えないと思う。ディアンはここにいる?一緒に行かない?」
〈そうだな。〉
「そか。無理言ってごめん。じゃあ行くね。」
もう1度ギュウと抱きついて離れる。
「ありがとうディアン、元気でね!」
〈待て、マコ。少し待て。〉
暫く黙って
〈カイザーの奴に伝えた。アルブス達が帰ってきたら伝えてもらわねばならんからな。マコ、本当に一緒に行っていいのか?後悔はせぬか?〉
「ふぇ?一緒に行ってくれるの?いいの?後悔なんかしないよ!嬉しいよディアン!大好き。」
そう言ってまた抱きつく。
と、そこにカイザーがやってきた。
ディアンとカイザーが何やら話たかと思ったらディアンが
〈マコ乗れ!しっかり捕まってろよ。〉
フワッと浮く。
しっかりディアンに捕まってカイザーにサヨナラを言う。
そのまま上空に飛んで行く。
ディアンが飛ぶのを見たのか城の方が騒がしいけど気にならない。
〈どこに行く?〉
「うん。ジャーポンに行きたい。場所わかる?」
〈さてな。とりあえず飛んで行くか。〉
お米がないか本を読んでいる時に見つけたジャーポン。畳があり和菓子が人気。それを見て行ってみたい、お米あるかも?と思ってしまったから。ディアンが一緒に行ってくれるのが嬉しい。
1人じゃない、ディアンが一緒だから。
ディアンこれからもよろしくね!
感想ありがとうございます。
誤字脱字も気をつけているのですが・・・
教えて下さってありがとうございます。




