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関係ないから  作者: 蘇芳 誉
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自分で考える事をしない頭じゃ私が言った事は理解できないのだろう。

「それでも謝罪は受けてもらわないと。こちらは謝罪すると言っているんですから。」

「自分達が謝罪すると言っているのだから受けるのが当然だろうって?口先だけの謝罪を受け入れろって?おめでたい頭してるのね?別に私が謝罪を受け入れなくてもあなた達が困る事はないはずよ。」

「それはそうなんだが・・・」

黙ってしまった。

困る事がないのはわかっているのに謝罪をするって

何か別の思惑があるのかな?

嫌だなぁ。

こんな社会人としても上司としても頼りになりそうにない人達と関わりたくない。

きっとまた面倒な事に巻き込まれる。

っていうか利用されるのはまっぴらゴメンよ!

さっさと離脱しよう!

「謝罪はいりません。今日は疲れたのでもう休ませていただきます。失礼します。」

椅子から立ち上がると

「待てっ!」

言ったのはレオンさんだった。

なんで関係ないこの人が?

でも知らない。

知らん顔して部屋を出ようとすると

「待てと言っているだろう。話がある。座れ。」

偉そうに命令か?

「私は話すことないから。」

部屋を出て歩き出したら腕を引っ張られて部屋に引きずりこまれた。というより部屋の床に投げ出された。

「マコッ!」

「動くな!セオドア。」

いったぁ〜。

なんなの。なんでこんな事されなきゃいけないの?

ギル達も動かない。何も言わずに立っているだけ。

なんで?まさかおエライさんとか・・・?

「女性にこんな手荒な真似するような人と話す必要はないよね?」

「すまない。手荒な事をするつもりではなかったんだ。俺の話を聞かないからつい。」

「ついでこんな事する?なんであんたの話を聞かないといけないのよ?リカルドさんの友達ってだけで私には関係ない。」

「それはわかっている。だが話を聞いてほしい。頼む。カイザーの事なんだ。」

「カイザー?」

ん?

謝罪を受けろって言う話じゃないの?

カイザーの事って?

まぁ謝罪の件じゃなければ聞くくらいしてもいいけど今日は森の中を歩いたから本当に疲れてるんだよね。

明日じゃダメなのかなぁ。

「カイザーは俺のドラゴンなんだ。」

「そう。ねぇ、長くなる?明日じゃダメ?私疲れて眠いんだよね。多分今聞いても覚えて無いと思う。それに身体打ったから痛いんだよねぇ。」

「っ。すまない。では明日時間をもらえるだろうか。」

「わかった。じゃあ失礼します。」

ふぅー。

やっと部屋でゆっくりできる。

部屋に戻って結界を張ってヒールをかける。

ったく、カイザーの事でどんな話をされるかわからないけど、都合良く使われる気はないからね?


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