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関係ないから  作者: 蘇芳 誉
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その頃・・・


「マコをどこにやったんだよ!あんたに呼ばれて会いにいくって言って戻ってきてないんだ。あんたがどこかにやったんだろう?どこにやったんだよ!」

宰相に怒鳴っているマサト。

「あー、どこか散歩にでも・・・」

「あんたとの話が終われば俺の部屋に来るって言ってたんだ。それなのにこないってことは戻ってきてないって事だ。あいつをどうしたんだよ!」

1つため息をついて

「彼女から言わないでほしいと頼まれているからね。言えないんだ。」

と答える。

「だったら金をくれ。俺はここを出ていく。」

「わかった。用意するから待ってくれ。」

5年分にはならないだろうがもらったお金とこっちにきた時にきていた制服や鞄などを持って城を出る。

行くあてもないし、この世界の事はわかっていない。

だが、絶対にマコを見つける。見つけて一緒に旅をしてもいいし冒険者になってもいい。絶対にマコと一緒にいるんだ。アイツと一緒ならこの世界も楽しく過ごせる気がする。

待ってろよ?マコ。絶対に見つけてやるからな?




一方・・・


近江 聡は突然の頭痛でクラクラし倒れる。

目が覚めた時にはすべて思い出していたがなぜ若返っているのかわからない。

その上、彼女の前で他の女と一緒にいるところを見られているのだ。あんな自分勝手な女のどこがいいんだか・・・それなのに彼女を放ったらかしてその女と一緒にいたなんて自分が情けない。とにかく彼女と話をしなければ!会社も辞めるのを撤回させないと・・・

だが彼女がどこにいるかわからない。聞けば女の機嫌が悪くなり余計にそばを離れなくなった。

そして女が結婚をいつにするかと言い出した。

マズイ!このままでは彼女と元の世界に戻れなくなる。女には王と話す事があるからと言いくるめて1人にしてもらう。

王に他の3人の事を聞くと1人はもう1人の女と結婚する予定だと言う。どうでもいいな。

もう1人は城を出て行ったそうだ。知らないヤツだからどうでもいい。

そして彼女・・・生意気な女はドラゴンの国に行ったと聞かされた。

ドラゴンの国・・・それはどこにあるんだ?

だがグチグチと彼女に対する文句を言うだけで時間の無駄だ。宰相補佐を訪ねて聞く。

なぜ俺がそんな事を聞くのかと不思議そうにしながら教えてくれた。出ていくにも金がいるな。

女に贈り物をしたいから金をくれと言って金をもらう。これが多いのか少ないのかわからないが・・・

部屋に戻り荷物と言っても服ぐらいしかないな。まとめる。ちなみに嵩張らない物で売れば金になりそうなのをいくつかもらっていく。

女に見つかる前に城を出ていく。

こんなところサッサとオサラバして彼女に会いに行かなければ!

待ってろよ!真琴。必ず見つけて一緒に元の世界に戻るんだ。絶対に逃がさない。オレが捕まえる。

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