表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/20

第六話 俺が純だ!!

ゆっくりとドアを開けた。

「純??今日の電話なに??・・・えっ??だれ??」

真矢はビックリして言葉を失った。

純は冷静だった。

「真矢・・・とりあえず入ってくれ。」

ビックリしている真矢を家に招き入れてリビングに案内する。

真矢はソファーに座って困惑しながら聞いた。

「えっと・・・あなたは誰??」

マジマジと見ながら聞いた。

「信じられないだろうけど・・・俺は純だ。」

少しの沈黙が流れた。

「・・・ぷ(笑)あの〜なんのイタズラ??純は部屋にでもいるの??」

真矢は笑いながら何も信じてくれなかった。

「本当なんだよ!!朝起きたら女になってて。」

純は必死で説明した。

「だからぁ〜もういいって。早く純呼んで来て。ネタばらしでいいじゃん」

真矢は半ばキレ気味だった。

「本当なんだって!!信じてくれよ。」

真剣にかつ冷静に伝えた。

「なめてんの!?意味わかんないって!!早く純を呼びなって!!」

キレられた・・・

もう言葉が出なかった・・・

「・・・ならどうしたら信じてくれんだよ・・・」

精一杯の言葉だった。

真矢はあきれたように言った。

「じゃあ私の誕生日は??」

「12月23日」

純はすぐに答えた。

「えっ!?」

真矢はすぐに答えられて驚いていた。

「小さい頃はクリスマスと一緒にされて嫌だってよく言ってたよな」

真矢は目を見開き驚いた。

「なんで・・・知ってるの??」

「だから俺が純なんだよ」

真矢の目をまっすぐ見ながら言った。

「でも・・・そんなわけ・・・じゃああの痣があれば信用する・・・」

真矢は理解にとても苦しんでいた。

「いいよ。ほら」

服をめくり痣を見せた。

それは真矢も知っている痣だった。

「そんな・・・嘘でしょ!?えっ・・・」

ガクッ!!

真矢はあまりのショックに気を失ってしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ