表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/20

第一話 始まり

「この世の中は全然平等じゃねぇなぁ〜」

屋上でタバコを吸いながら呟く。

「平等は面白くねぇだろ」隣にいる隆之が返してきた。

「女と男の差が特に腹が立つ」

煙を吐きながら呟く。

「今は女が得をする時代だからな」

隆之が答えた。

「やっぱ俺と同じ答えだな」

タバコを床で消しながら立ち上がると同時に屋上の扉が開いた。

「お前ら〜!!未成年が何やってんだ!!!!」

とジャージ姿の郡松が叫びながら走ってくる。

「やべー!!いつも通り逃げるぞ」

隆之が非常階段をかけ降りる。

そして四階の扉を開けて逃げる隆之。

俺は三階まで降りてから扉を開けて校舎ないを走り抜けて行く。

この時にすでに郡松の姿はなかった。

食堂の裏まで走って行き隆之と合流する。

「郡松に俺らを捕まえるのは不可能だな」

笑いながら隆之が話す。 自己紹介が遅れました。俺は篠塚 純 坂野高校二年生 この世の中なんて平等じゃねぇと反発している不良者です。

そして隣にいるのが篠原 隆之 小学校から同じの悪仲間。一番俺の事を理解してる奴だ。

「今日の授業どうする??」

隆之がタバコをくわえながら話す。

「出席日数はまだ大丈夫だから寝てればいいじゃねぇか」日当たりがいい場所で寝ころびながら答えた。

「でもお前はどうせ真矢に連れて行かれるんだろうがな」

笑いながら隆之が言った。

「うっせぇ!!今日こそ逃げ切っ・・・」

日当たりのいい場所が一瞬で影が出来た。

「誰から逃げるのかな??」俺の前に仁王立ちしているのが小酒井 真矢だ。黙っていれば美人なんだけど・・・責任感が強くて俺の幼なじみだ

「えっと??逃げるだなんて・・・なぁ??隆之??」

横を見た時には隆之はいなかった・・・

「ほら行くわよ!!」

無理矢理首をつかみ教室に連行される。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ