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私の異世界生活  作者: 尊
第1章 優しさと疑惑混じるもう一つの世界
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骸骨兄弟との出会いと[我が子]の訳 [3話]

異世界に入った香織だったが、彼女より小さい少女シルフィに彼女の家まで連行されてしまう。

然しそこで出会った彼女の親マイシス。彼女に香織は多少ながらも心を開き居候させてもらう事になる…

「………」


ちょうど昼間の時間の事。

異世界に住む事となった香織は家から出て少し散策していた。とりあえず何も分からない為、街らしきこの場所をどんな所か理解しておきたかった。


するとだ、後ろからいきなり肩を叩かれる。香織は驚きながら後ろを向くと…


「お嬢さん1人かい?駄目だぜ?こんな所でブラブラしてたら」「が…がが…」


香織は驚きながら少しずつ男から離れていく。何と男は顔が骸骨で香織はこういうのにはかなり弱いレベルに入る


「おいおい。そんなビビらなくていいだろ」「ビビるよ!骸骨だよ⁉︎骸骨!」

「この世界では普通だぜ?」「えぇ…」


とりあえずだが香織に対しての敵意がないのは骸骨の話から理解は出来たのだが話すにしても距離感を開けすぎで…


「穣さん。そんなに離れてたら話すものも話せねぇよ」「………」「…ハァ」


骸骨は香織の怯え具合を見て、溜息を吐くと自ら近寄って来る。平常心を香織は保ってるつもりだが、顔がかなり青い。


「な、何の用ですか…?」

「人間が1人でブラブラしてるのを見つけたら気になるよな」「そんなに…?」

「知らないのかい?人間ハンターの存在。あっと言う間に食われちまうぜ?」


骸骨は何故かニヤニヤしながら香織に語って来た。骸骨でビビってる場合じゃない。香織は内心そう思い直していた。


さらに骸骨から香織に警告が…


「俺の兄弟もハンターだから気をつけろよ?」「えっと…じゃあアナタは…?」

「俺もハンターさ」「イィヤァァァ!」

「待て!何もしねぇから落ち着け!」


詳しく聞くと兄弟でハンターをやってるらしいが、張り切っているのは骸骨の弟の方らしい。兄の骸骨はブラブラしてる


「えっと…弟さんの名前は?」

「トラスって言うんだ。後、俺はトリス」「グラス?」「しばくぞ人間」


ハンターの弟はトラスと言うらしい。

後骸骨は自分名を教えてくれ、トリスという名みたいだ。

トリスが香織の事を聞こうとした時だ…


ーーい!トリース!何処行ったー!

「こ、この声弟さん⁉︎」「そうだな」

「トリス!また仕事をサボ…」「……」


もう1人の骸骨がトリスと香織のいる所に降り立って来る。恐らく彼がトラスだろう。香織が顔を真っ青にして行く中…


トラスは目を輝かせ香織の方を指を指すと大声で言う。


「人間発見!トリス!獲物だ!」

「いやー!許してくださーい!」

「おい!逃げるな!待て待て!トリス!追いかけるぞ!」「ん?めんどくさい」

「トリスッ!」「分かった分かった」


やはりだ。

香織は全力でトラスから逃走し家に逃げ帰ろうとする。迷路のような場所を延々と動き回るが、あっと言う間に路地裏にて…


「追い詰めたぞ!」「(あ…終わった)」

「程々にしろよトラs」「ん?どうs」


香織は追い詰められるが謎の人影に助けられる。その人影は心配で見に来ていたマイシスで2人を思い切り殴りつけた。


「大丈夫⁉︎香織!」「うーうー!(抱きしめられて息が出来ない)」「マイシス⁉︎」

「何で俺まで…おい人間が死ぬぞ?」

「?」「(息が出来ない!し…死ぬ!)」


マイシスはバタバタする香織を見て、慌てて離す。一方の2人はとてつもなく痛そうにしているが何故かトリスは平然としてる。


「私の子よ!手を出さないで!」「(いつ親になったの⁉︎)」「何⁉︎マイシスの子⁉︎」

「これで狩れなくなったな兄弟?」

「ぐぐぐ…」「(…もういいや…)」


香織は勝手に話が進むのを見てもういいやとなった。何も言い返す気にもならなく、その場の流れに身を任せて行った…


トリスとトラスと別れ、夜、マイシスの家に戻った香織。身を任せたとはいえ…どうしても気になった事をマイシスに聞く。


「マイシスさん…話…いいかな?」

「どーしたのー?真剣な顔をして」

「シルフィの言う通りよ。少し顔を緩めて。何でも聞くから」「…ご、ごめん」


少し気を楽にし、香織は近くのソファーに座りマイシスに聞く。聞きたかったのはもちろん…


「何で私を我が子って…」「そうねー…私はそう思ってるけど?シルフィと同じ私の子って」「お母さんはお母さんだよ!」「私…居候の身…なのに?」


香織の疑問にマイシスは優しい表情を崩す事なく、真剣に答える。


「居候も血が繋がってなくも関係ないのよ。私が心の底から守りたいとかそう言う思いがあるから。私は親子に血とかそう言うの必要がないと思うの」「……」


マイシスはそう言った後、立ち上がると再度、香織を抱きしめた。

疑問を抱きつつもマイシスの暖かさに香織は再度包まれて行った…




何かいつもグダグダになるんですよね。

どこかに問題があるのでしょうか。

いつか上手く文章を書いてみたいものです…

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