表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

新世紀の殉教者

21世紀初めのカタルシス

作者: keisei1
掲載日:2016/09/02

 指先の季節が 風を追い越していく 目を伏せて

 悪戯好きな 天使さえも 時に笑みを見せて 


 システムのない 天国のように 

 誰も踏み込めない 光の場所


 残された僕らは 祈るしかない 

 口づけかわして 目配せをして 


 俯いたままで 白い歯を見せて はにかんで

 風になびくままに 髪をまかせて

 神話になる君の横顔 イコンにも似て


 それこそ 巡る惑星のレジェンド

 


 聖堂の奥 輝いて

 地上の廃墟の先に見えていた


 女神の亡骸なきがらを すぐに抱き寄せて

 その胸を一突きして その接吻で


 淡い目を見せて 微笑んだまま 割れた空を仰ぐ

 涙あとを残して 唇を噛む 

 神話になる君の横顔 聖画にも似て


 それこそ 蒼き惑星のレジェンド 


 

 僕に見えるすべて

 僕の触れられるすべて

 僕に聴こえるすべて

 僕の感じられるすべて



 別れも告げずに去っていく

 この地球ほしのロマンティシズム

 神話になる二人のイコン


 髪をかきあげて 抱擁しあう

 罪をおかした二人のむくろ

 神話になる二人のイコン 飾り立てられたままで

   

 それこそ 愛ある惑星のレジェンド



 明滅していく光 弾けゆく太陽 溢れゆく海

 この地球ほしの記憶が

 フラッシュバックしていく






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ