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77 母復活

色々と趣味やバイトや勉学に時間を費やしていたら更新遅れました。

ごめんなさい。

太陽が昇り、辺りを明るくしたころ俺は目が覚めた。俺は布団の上から飛び降りた。俺が寝ていた場所はリリアナの布団の上だ。ちなみにリリアナとエリカは同じ部屋で寝ている。俺は体を伸ばして頭を完璧に覚醒させた。今日はお昼までずっと寝るつもりだったのだが目が覚めてしまった。


「誰だ?」

家の中で動く気配がする。俺が目が覚めた理由が分かった。


この気配はカシムじゃ無いな。リリアナもエリカもここで寝ている。じゃあ一体……。悩んでいても仕方無いな。見に行こう。


俺はゆっくりと体でドアを開けて、気配に近づいていく。俺は廊下を歩く。そいつは台所にいるようだった。俺は台所に着くとテーブルの下をくぐって近づいていく。俺は何があっても動けるように神経を尖らせていた。



そしてその正体をついに視界に入れた。なんとその正体は……








リリアナたちの母親だ、多分。多分というのは俺は実際にリリアナたちの母親の姿を見ていないからだ。しかし見る限りリリアナたちに似ていて母親だと思われる。


別に不審者じゃ無いからほっといても良いかな。警戒して損したな、寝よ寝よ。


俺はリリアナたちの部屋に入ってまた寝始めた。


今度こそ、お昼まで寝るぞ。

俺はそんな風に考えて、また眠りに入った。





「マスター!!」

どうやらお昼までは寝れなそうに無かった。


畜生!!何でだ、何でなんだ!!どうしてお昼まで寝かせてくれないんだ。


「んだよ」

俺が片目を開けてリリアナを見る。リリアナは涙を浮かべて俺を見ていた。これは予想すべき展開だったな。


「お母ー」

「知ってる。感謝の言葉は俺が次起きてからな。お休み」

俺はリリアナの言葉を遮って、俺は寝ることを宣言して眠りに入った。



俺は自分が決意したようにお昼まで寝て惰眠を貪った。俺の勝利だ!!

大きく欠伸をして、目をこすって起きる。


「ふふぁ~」


俺はベッドから下りて食卓に歩いて行った。取り敢えず何か食べて腹を満たそう。


「おはよう~お腹すいた。ご飯何か無い?」

「あら、おはよう。あなたが白猫さんですか?」

台所には女の人が鍋を掻き混ぜながら立っていた。エプロン付きで。今朝見た女の人だ。

「あんたは?」

「リリーとエリーのお母さんのカナリア・クロースです。よろしくですよ~」

ニッコリと微笑んで俺を見る。素敵な笑顔だな。明るいところで見るとやはりリリアナ達に似ている。親子だな。体型は痩せすぎていて食べていないことが何となく分かる。俺の魔法でも腹を満たすことは出来ないみたいだな。


そう言えば三人の気配が家の中に無い。どこに行ったんだ?


「リリアナたちはどこに行った?」

「リリーたちは学校に行きました。カシム君はお仕事ですよ~」

何となく気の抜けた語尾で口癖なのだろう。こんな奴が任務について大丈夫だったのだろうか。リリアナたち曰く、精霊魔法は才能があるみたいなことは言っていたが戦闘には余り向かない性格をしてそうだ。


「ご飯は何かある?」

「いまスープを作っています。少し待っていてくださいね~」

鍋を掻き混ぜながらカナリアは返事をした。鍋からはいい匂いが漂ってくる。

「何を作っているんだ?」

「野菜を煮込んだスープです。私は長いあいだごはんを食べていなかったので消化に良い物から食べなければいけないんですよ~」

確かに何日も食べていなくていきなりお腹に食べ物を入れるのは良くは無いだろうな。俺も一日何も口にしないでいきなり水を飲んだらお腹が痛くなる経験を何度か人間のころにもあったしな。


「出来たのですよ~」

「俺にもよそってくれ」

俺はそう言って一回廊下に出て人化で人の姿になって食卓に入った。俺が入った時にはテーブルにはスプーンが二本とスープが入ったお皿二枚が並んでいた。


俺が席に着くとカナリアも一緒に席に着いた。

「森の恵みに感謝をして」

祈るようにしてカナリア言葉を発する。俺もそれに続くように心の中でいただきますと言った。それから俺たち二人は食べ始めた。スープは野菜が柔らかくなるまで煮込んであって消化には良さそうだ。味は塩と何かで味付けされたのだろう。少し塩辛かった。


まあまあ普通に美味しい物でした。

「白猫さんが私を治してくれたんですよね」

「ああ」

俺たちはスープを口に運ぶのをやめて会話する。

「ありがとうございます」

「気にするな対価はもらっている。現在進行形で」

「そうですか」

俺たちはそれで食事を再開した。

「あの子達も旅の間色々と迷惑をかけませんでしたか~?」

「色々とあったな。もうほとんど覚えてないけど。それくらい些細なことだな」

「……そうですか~」




食事が終わるとカナリアが食器を洗ってくれた。本当に何もしなくていい生活は楽で良い物だ。

「そういえばアサビを使った料理今夜作るので楽しみにしていてくださいね~」

「ああ」

俺は猫の姿で日に当たりながら返事をする。お昼寝するには良い環境だ。


カナリアはノーゲーム・ノーライフに出てくるフィール・ニルヴァレンみたいな感じです。

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