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52 精霊魔法

バイトで忙しくて投稿できませんでした。

すいません

今回は少し短いです。

「なんでそれが本題なのよ!!」

顔を真っ赤にして、怒鳴ってくる。まあ、本題って言って勇者の話から飛んだからな。

「決まってんだろ、約束だ。見せたら精霊魔法を教えるって話だったろ。俺にとってそっちが本題だ」

別にそんな歴史の話なんて、俺にとって何の役にも立たない。


「勇者の謎は?」

必死に聞いてくるエリカだが、この一冊の本で謎が分かるわけないだろう。

それに

「そんな過去、調べてなんになる」


「何になるって……」

リリアナはそれ以上言えなくなってしまう。めんどくさいな、このエルフは。

そこで何かに気づいたように、顔を真っ青にするリリアナ。こいつは忙しい奴だな、もう少しのんびりすればいい物を


「……この本、禁書棚から持ってきたんでしたよね?」

何を今更とおもいながら俺は頷いた。

「持ってきたのバレてないんですか?」

エリカが俺に聞く。

「さあ、知らない。多分大丈夫じゃないか」

俺は適当な返事に、リリアナの顔は真っ青を通り越して白色になった。百面相だな。


「ここに書かれたことは、教会だけじゃなくて国にも消されるようなことが書かれているですよ。この本はここで廃棄すべきです。じゃないと命が狙われますよ」


「へえ~、そんな事が書かれてるんだ」

歴史に関して疎い俺は、何が表の歴史か裏の歴史かが分から無い。

「…もういいです。燃やしますよこの本」

「そうするなら、エルフの国に連れて行ってね♪」

俺のおちゃらけた言葉に、リリアナはエリカは真剣な目をして、二人して壁の方に行き何か相談をしている。


「分かりました。背に腹は変えられません。連れて行きます」


「処分するついでに、精霊魔法教えろ」

「分かりました。まず、精霊が見える状態にしてください」

俺は目に魔力を循環させた。

「した」

と俺が話を続けよとしたところで気づいた。

「なあ、このまま火をつけたら宿が燃えるよな?」


「「……」」

二人共気づいたように黙る。

「外に出よう」


下手したら放火犯になる所だった。危ない危ない。





俺たちは宿の庭に出ると、本を的に燃やす準備をする。

「はっきり言えば、精霊魔法を使うのに目と耳に魔力を流す必要は無いです。ですが今回はあたしの魔力を見てもらうので、目に魔力を纏わせてください」

俺は言われた通り、目に魔力を纏わせた。魔力はリリアナの耳と目に集中している。多分何もしなくても、エルフの体は耳と目には魔力が集中するような構造になっているのだろう。

俺が話を聞いている所に、エリカが袖を引っ張て来た。俺はリリアナの事を見ながら、雰囲気で話せと訴えた。

「私、少し不思議に思うことがあるんです」

俺はエリカの話を聞きながら、リリアナの話も聞いた。二人ともタイミングをずらして喋ってくれるから聞くのは楽だった。

「声に魔力を籠めて、言葉を発する。それで精霊に通じるから」

そう言って精霊魔法を使おうとする。

「なんであの本を教会が処分しなかったって言う事なんです。あれは百害あって一利なしです」

「精霊よ、この本を燃やして」

本が燃え上がった。口から出た声には魔力がしっかりとくっ付いていた。それに赤い精霊が反応し、本を燃やした。


俺が炎が消えて本の状態を見て全員が驚いた。

「あれが答えだな」

「あっ!!」

「なんで」


本は全くの無傷で残っているのだ。


「ちゃんと燃やしたはずなのに……」

リリアナがそう言って本を触ると、地面に叩き付けた。

「なんで燃え尽きないのよ!!精霊よ、この本を水浸しに!!」

何かの苛立ちをぶつけるように精霊魔法を使った。本は水浸しになったが、油紙のようにすべての水をすべて弾いた。

「なんで…」


「教会もこの本を処分出来なかったらしいな。だから禁書棚に入れて、誰の目にも触れないようにするしかなかったんだろうな」

俺は地面に落ちている本を拾うとアイテムボックスに入れた。


「待って、何か手があるはずよ」

俺はそんな言葉を首を振って否定した。

「あとは無駄だろう。教会も散々この本を処分するために色々やったはずだ。人間に出来ない手である精霊魔法をやったんだ。他にやることは無い。それに」

「それに?」

リリアナが聞き返す。

「眠い」


俺はリリアナに背を向けて宿に向かった。


「ちょっと待って、精霊魔法は?」

俺は振り返らず、俺は精霊魔法を使った。


「精霊よ、リリアナの頭に水を落とせ」


「ふん、出来る訳ー」

ばしゃーん


リリアナの頭に水の塊が落ちた。


「なんで!?」

そんなリリアナの言葉に対する俺の言葉は。

「お前は一旦頭を冷やせ。冷やしたらさっさと寝ろ。説明は明日だ。俺は寝る」


俺は宿に入った。



俺の命令が中途半端に伝わるのは声が届いていないのが原因だった。なんで声が届かない?それは声に魔力が最後まで籠められていないからだ。喉に魔力を纏わせても、最初の方の声にしか魔力が纏わない。

リリアナが精霊を使ったときには、声に最後まで魔力が宿っていた。そしてリリアナの喉には魔力が集中していなかった。


では魔力をどこに集中させている?


喉の前は肺。


俺は肺を魔力で一杯にして精霊魔法を使うと、最後まで声に魔力が宿っていた。




俺は布団に入って寝た。お休みなさい。



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