29 禁書棚その2
俺は魔法についての本を仕舞うと、隣にあった作者が同じ種族について書かれた本を手に取る。
パラパラとめくりそれぞれの種族を簡易的に書かかれたページを開く。
魔族 身体的特徴 全身の肌が黒く 髪は色々な色がある。目は青く興奮すると赤に変化する。
寿命 1000年
身体能力・魔力もともに種族最高で神に愛されたような種族。プライドが高いが、一定の強さを持つ者には礼儀を払う。また仲間思いで種族全体が家族のような感じになっている。また、自分たちの強さが分かってるので戦いを余り好まずどうしても争いそうになると闇魔法で争わないように持って行こうとする。しかし一度怒らせると大変な事になる。怒らせないよう気を付けること。
俺が知ってるRPGゲームとは全然違うなこれは。
俺はそう思ってエルフの所を読んでみた。
エルフ 身体特徴 全身肌色 耳が長く金髪の髪 容姿が優れている
寿命 5000年
弓、魔法の扱いに長けている。森深くで結界を張って国規模で暮らし閉鎖的な生活をしている。これは精霊魔法を使いやすい様にこの様な生活をしている。あまり部外者を好まない。
獣人 身体的特徴 頭に耳としっぽが生えている。毛色は多種多様にある。
寿命 150年
身体能力が優れており、それを活かした戦い方を得意とする。魔法は大して使えず使えるものがいたとしても生活魔法程度だ。戦闘を好み血の気の多い種族である。男性は細かいことは気にしない気質だが、女性は頭がよく回り国の政は基本裏方で女性がやっていることが多い。
ドワーフ 身体特徴 背が小さく髭がもっさりしている。女性は髭の代わりに髪が多い。
寿命 200年
力が強く鍛冶屋、重戦士に向いている種族。彼らは物作りが得意でガラス細工などが貿易で人間と行われている。また根っからの職人気質だ。三度の飯よりお酒が好きだ。国は鍛冶屋の国として成り立っている。
人間 身体的特徴 特になし
寿命 100年
何のとりえのない種族。はっきり言って何でこの世界で何で生き残れたか不思議な種族。神に見捨てられた種族と言っていいだろう。
……この人は何か人間恨みでのあったのか?半ば本当だが…
俺が次のページを開くと
ダークエルフと吸血鬼は人間に滅ぼされ、すでに絶滅している。確かなことが無いので書きませんでした。
どう考えても人間に恨みがあるとしか思えないなこれは……
しかし半ば本当だからな。これは教会はこの本を捨てたかったのだろが、書いてある情報が有益だから捨てられなくて禁書になったのだろうな。
俺が隣り合った歴史書を取った所でスキル気配察知でグリモア司祭が動き出したことに気づいて、俺は忘れられて閉じ込められたらたまらなと、歴史書をアイテムボックスに咄嗟に入れて猫になって出口に向かって駆け出した。




