24 グリモア司祭 その3
ホント遅れて申し訳ありません!!
ここで少し補足を入れたいと思います。
質問でザーン侯爵について質問がいくつかあったのでここで他にも気になった方がいると思うので書いときたいと思います。
質問はザーン侯爵はお金がないのに孤児院の寄付のお金 お金がないのに権力を持っている理由 従者がザーン侯爵を慕っている理由
まず最初にザーン侯爵は戦場で活躍するタイプの貴族です。国からお金を支給されますが、文官貴族と比べるとお金は入りません。なのでザーン侯爵は出来るだけ無駄なお金を使いたくありません。ザーン侯爵の考えでは孤児院に寄付することは無駄なお金の使い方ではないので使ってます。ちなみに従者は孤児院出身でそこからザーン侯爵に認められ従者になりました。従者がザーン侯爵を慕っている理由です。才能があるものや優れた人物は宝だと言う考えがこの様な考えを持っています。ちなみにザーン侯爵は没落はしていません。ザーン侯爵はその考えで人望があるのでお金が無くても権力を持っています
ちなみにザーン侯爵の友人であるロビン侯爵は文官の娘と結婚したことによりお金持ちで権力もあります。この様なつながりからお金が無くても権力を持っています
質問をくれたエムラ様ご指摘ありがとうございました。これからも頑張るのでよろしくお願いします
何でもザーン侯爵の友人の奥さんが体が壊死していく病気にかかったらしい。この病気は教会の治療師でも治せなかったらしい。そのような病気は猫は治せるのか?そもそも猫は付いて来るのか?
私が猫に目を向けたら、ついて行くと鳴き声で返事をされた。これが違ったら大変だな。
私が馬車に乗り込むのと同時に猫も馬車の中に入ってくる。猫は私の足元で丸くなって寝ている。全くこの猫は何なんだ。別段普通の猫のように見える、精霊や魔物では無いと考えて間違え無い。私がそんな風に考えている間に屋敷に到着する。
「気になったのですがグリモア司祭、何で猫を?」
私はザーン侯爵にそれを聞かれたとき、どう言えばいいか悩んだ。この猫が病気を治しますと言っても信じてはもらえないだろう。私は誤魔化すように
「そ、そうですね。まあ、召喚獣みたいなものと思ってくれれば……」
私はそう言って猫のことは誤魔化し、屋敷に足を進めた。
召喚獣とは魔法使いが自分の魔力で召喚または生成した生物のことを言う。召喚獣は召喚したものの魔力が無いと存在できないので常にそばにいるのだ。
結局猫の力で治したのだが、この猫は一体何なんだ。そして翌日教皇様に呼び出された。
今更だが、私がしたことは教会の面目を丸つぶれに、なることをしたのに気づいた。これは何を言われるかびくびくしながら教皇様にあったが、私の考えが当たる事は無かった。教皇様はどうやって治療したのかが気になっているようだった。私はここで話したらあの猫を付け狙う輩が現れるだろうそしたらあの猫の恩を仇で返すことになるかもしれないと思い教皇様だけに話すことを決め、教皇様に人払いを払うように頼んだ。そこで私は自分がとんでもないことに頼んでいることに気づいて、冷や汗をかく。特に何も考えず考えたことも口に出してしまったのだ。
教皇様は私がお願いしたとおり人払いをしてくれてたので、私は教皇様にすべてを話した。
教皇様は私に治療院の頭になるように言った。そして私がなぜ人払いしたのか気づいて猫のことに関しては嘘の情報を流してくれるようだ。だが、いきなり治療院の頭になったら教会の本部勤務になってしまう。それでは子供たちの面倒を見られない。それで孤児院で生活することに許可を願うと教皇様は快く私は孤児院での生活することも許可してくださった。教皇様は私を教会の面子のために巻き込んだことを気に病んでいるようだった。
そして私は治療院の頭になることになった。
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