17 教会には孤児院も付くそうです
すいません、今回は短いです
俺はグリモア司祭に連れられて、桶に溜まった水で体に付いた血を洗い流され、タオルで、ごしごしと綺麗にされた。俺は体を犬みたいにぶるぶる振って残っていた水気を飛ばした。
「ほら、お飲み」
出されたのは定番のミルクだ。俺はそれを黙って舐めた。この前の宿屋より数段味は落ちたが、まあ貰い物だ不満を言う訳にはいかない。
俺はミルクを飲み終わるとシスターイザベラに抱っこされタオルの上に置かれた。ちなみにシスターイザベラは隠れ巨乳だった。まあ、関係ないが
俺は布に包まって今日も寝ることにした。お休み。
俺が起きるとすでに日が沈んで夜になっている。俺はタオルから抜け出すと教会の探検した。そこに子供たちの声が響く
「猫さんだ~」
「捕まえる」
「猫だ猫!!」
そう言って追いかけてくる子供。俺はすばやくジャンプして教会の建物の柱に上った。そこにシスターイザベラが来て子供たちに
「ほらほら、晩御飯です。遊んでないで来なさい」
「「「はーい」」」」
この教会の裏には孤児院があるらしい。俺はうるさくなりそうなのでここを出ようと思ったが教会に来るのは食事に来る朝と夜だけみたいだったのでここにいることした。
こうして俺の教会での生活が始まった。