表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
反撃の再転移 ー異世界に戻って反撃を執行するー  作者: わさび
第一章 『知らない世界』
2/68

第1話 『異世界生活』

第一章 『知らない世界』

 じゃあ、どうやって異世界にいったか思い出すか、、、


ー10年前のアキト視点ー


 俺は友達2人と酒を飲んでいた。

 脳筋な筋トレバカと超天才の2人だ。

 脳筋は体育会系の大学に超天才は日本最高峰の大学に通っている。


 ちなみに俺は普通だ。

 よくできるわけでもなく、できないわけでもない。

 普通の大学生だ。


 ちなみに、この友達2人は小学校の頃からの友達だ。

 昔から、ずっと仲がいい。


 「3軒目行くか?」

 「お前もう飲み過ぎだろ。女にふられたからって、お酒に頼るんしゃねぇよ」

 「うるさいなぁ、こんな俺なんか、、、、はあ。俺は、何をやってもダメなやつだよ」


 そう、俺はダメなやつだ。

 つい先日、元カノに振られた。

 男としての自信、生きていく自信、全てがなくなった。


 「そんなことないって、いい加減、元気出せって。とりあえず、今日は家に帰れ。」

 「しょうがないな〜、じゃあ、今日はお開きにするか、、、」


 そう言って、家に帰ることにした。

 あー、3軒目行こうとしてたけど、限界だったな。

 頭がくらくらして、視界がくらくらする。真っ直ぐに歩けない。


 あ、信号が前にあった、待たなきゃな、、、


 ピッポー、ピッポー、ピッポー


 あっ、信号の音がなってる。青か。じゃあ、早くわたって家に帰るか、、、


 プーーーーーーーーーーーーー!!


 すごいスピードでトラックが突っ込んで来ている。

 なぜ?音が鳴っているのに、、


 そう思い、振り返ってみると、赤信号だった。

 違う信号で音が鳴ってたんだ。


「おい!危ねぇぞ!」


 なんか、声が聞こえる。

 誰かが俺を呼んでいる。


 そう思った時には遅かった。

 俺は、避けることができず、トラックに撥ねられた。



ーーー



 「ん、、、、ん、、、、、」

 

 俺は、トラックに撥ねられて、死んで、、、、、、、、、、、ない?

 俺は、トラックが突っ込んでくるのを避けられず、轢かれたんじゃ、、、、


 そう思い、周りを見渡してみる。


 「??????」

  

 俺は、砂漠のど真ん中にいた。

 は?どういうことだよ、俺は、東京にいたんだぜ?

 こんな大きな砂漠はあるわけないじゃないか


 夢か?

 いや、夢にしては、感覚もはっきりしているし、意識もはっきりしている。

 じゃあ、ここはどこだ?

 

 ここが死後の世界てやつか?

 本当にわからない。


 そうやって考えていると、遠くに人影が見えた。


 「ん!!!」


 あの人に、ここがどこだか聞いて、そして、助けてもらおう。

 よし、そうと決まれば、あの人のとこまで、走ろう。

 

 ???

 あんな派手な見た目の人は見たことない、、、

 銀色の髪に、金色の目の男、、、

 どこの国の人だ??

 いや、銀髪の人なんて聞いたことないぞ?

 まあ、いい、きっと染めているだけだ。


 「あの!すいません、ここはどこですか?」


 声をかけると、なぜか、その銀髪の目の男は、不思議そうな顔をしていた。

 もしかしたら日本語がわからないのかもしれない。

 やっぱり、こういう時は、万国共通でわかる、英語だな。


 「ウェァー イズ ヒアー」

  

 あんまり、英語は得意じゃないから、あってるか不安だな。


 それでも、銀髪の男は、不思議そうな顔していた。

 銀髪の男は、何が気になるのか顔を覗き込むように俺の顔を見ていた。


 どこの国の人で、何語を話すんだ?

 すると、銀髪の男が話し出した。  


 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 ???

 何語だ?聞いたことがない。

 話ができなければ助けを求められない。


 すると、男は、何かを察したような顔をした。

 そして、俺の頭に手をのせてきた。

 ここで避けてしまうと、相手にいやな思いをさせしまうと思い、そのまま触れられていた。

 

 頭に触れたまま、1分ほど経つと、銀髪の男は、全てを察したような顔をして、反対側を向き少し歩いた。

 そして、銀髪の男は、俺の方に振り向いて、手招きをした。

 

 何をしたのだろうか。


 しかし、頼るあてもなかったため、彼を信じて、ついて行った。


 酔いは完全に覚めていた。


 

ーーー



 いつまで歩くんだ?もう、10時間以上歩いているぞ。

 とっくに、砂漠からは抜け出して、綺麗な草原を歩いている。

 いいところだな、自然もあって、空気も美味しい。

 そう思いながらも、銀髪の男に、そのままついて行った。


 途中、少しずつ休憩を挟み、銀髪の男から渡された、パンや水を摂取しながらさらに歩いた。


 歩き始めてから、15時間くらいだろうか。

 遠くの方に、街が見えてきた。

 おお、ついに、人がいるところに行けるのか。

 そこで、俺の知っている言語を話せる人に助けを求めよう。


 街の方に近づいていくと、街の大体の形や風貌が見えてきた。

 目を凝らしてよくみる。

 

 街にある家は、中世ヨーロッパのような建物が並んでいた。


 街のすぐそばまで来ると、大きな門があった。

 その前には、行列ができており、検問のようなことをしているようだった。

 行列の人間は全員鮮やかな髪色で独特な服を着ていた。

 この人たちは何人だろうか。


 もちろんその列に並び、検問を受ける。

 俺に、不審なとこらは一切ない。

 いや、周りの人が全員変だから、逆に変なのかもしれないな。

 

 そんなことを考えていると、俺の番が回ってきた。

 門番は俺の顔を見て、不思議そうな顔をした。


 「・・・・・・・・・・・・・・・」


 門番が何か言ってきた。

 でも何を言っているのかさっぱりわからない。

 すると、俺の横にいた銀髪の男が、門番に向かって何かを言った。


 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 話が終わると、銀髪の男は、また俺を手招きした。

 門をくぐっていいらしい。きっと、銀髪の男が説得でもして、中に入れる許可をもらったのだろう。

 そのまま、門をくぐり、街の中に入った。



ーーー

 


 街の中に入ると、俺は信じられないものを見た。

 

 装備をつけて剣を持っている人や、アニメに出てくる、魔法の杖のようなものを持った人がいた。

 さらに、小さな恐竜のような生き物を馬車のように使い移動している人。

 見たこともないような、食べ物。

 何より、赤色や青色、白色などの髪の毛の色をした人がたくさんいた。

 現代では、見られないような光景だ。


 ここは、日本ではない。いや、俺の知っている、地球でもない。

 ここは、きっと、『異世界』だ。


 全てがつながった気がした。

 銀髪の男が俺の頭を触って、何かを分かったような顔をしたのも、何かの魔法で、俺の記憶か思考を読みとったのだろう。

 さらに、トラックに轢かれて死ぬなんて、異世界に転移する、フラグみたいなもんだろ。

 俺の好きな、ニートが異世界に行って本気出す話も、トラックに轢かれて、転生しているじゃないか。


 それはさておき、本当に異世界に来たのなら、これからのことを考えなければならない。

 こんな、文化も言葉もわからないようなところで、生きていけるわけがない。

 前の世界で、読みまくった、ラノベも本来の世界に戻ってくる話はなかった。

 ラノベの中の話だから、本当はどうかわからないが、きっと戻れないだろう。

 そんな気がする。

 

 とりあえずは、言葉を覚えなくちゃいけない。

 言葉を覚えなきゃ、誰とも会話できないしな。

 でも、言葉は、意外となんとかなるものだ。

 手を使えば数字を表せるし、身振り手振りで、意外と会話できる。


 さらに、俺の心を読める、心強い男もいる。

 彼は、きっとさっき、助けてくれたし、いい人のような気がする。

 当面は、彼に生活面では助けを乞うて言葉を覚えよう。



ーーー



 3週間ほど経った。

 この3週間は特に、この街について、見て回った。

 やはり、異世界だ。

 冒険者のような人をたくさん見かける。

 

 さらに、俺はコミュニケーションを取る分には会話ができるようになった。

 人間、窮地に陥れば、なんとかなるものだな。

 文法が日本語と似ているからだろうか、すんなり頭に入った。

 元の世界でも、このくらいの力が発揮できれば、英語なんて、ちょちょいのちょいだったのに。

 

 さらに、思った通り、銀髪の男はいい男だ。

 何かと気にかけて、食べ物や飲み物をくれるし、四六時中俺についてきてくれる。

 コミュニケーションが取れるようになって、銀髪の男に、色々な話を聞いた。


 まず、彼の名は、『ステークスト』

 彼から、この世界のことについて教えてもらった。


 世界には、大きく7種類の人種が存在する。

 『人族』

 『魔族』

 『獣族』

 『天使族』

 『巨人族』

 『古代族』

 『海族』

 元の世界にいるような人間は、『人族』になるらしい

 ステークストさんは、『古代族』だそうだ。

 そして、それぞれの種族に言語があり、世界には7種の言語があるらしい。


 世界には、3つの大陸がある。

 中心部にある『アース大陸』

 北側にある『デザーム大陸』

 南側にある『クルシアス大陸』

 アース大陸には、人族、獣族

 デザーム大陸には、魔族、巨人族

 クルシアス大陸には、天使族

 がそれぞれ住んでいる。

 海族は、海の中に。

 古代族は、少ない人数しか世界にいないから、それぞれ好きに生きているらしい。


 元の世界では、魔族と天使族が、犬猿の仲と決まっていたが、この世界ではそんなことないらしい。

 平和なことだな。

 そう思っていたが、この世界では、強力な2人が対立し、各個人個人が自分のつく方を決めて、争うらしい。

 だから、種族同士の対立は少ないが、戦争というものはあるそうだ。

 過去には、魔王(魔族の王)と人族の王が対立し、世界的な大戦争が起きたらしい

 どこに行っても、争いというものは生まれるね。


 そして、異世界といったら、魔法!

 この世界では、魔術というそうだ。

 魔術の中にも、

 『生成魔術』

 『付与魔術』

 『召喚魔術』

 みんなが、思い描くような、火や水で相手を攻撃するという魔術は、生成魔術だ。

 付与魔術の中にも、『呪術』と『治癒魔術』があるそうだ。

 これについては、よくわからなかったので、またの機会に聞くとしよう。

 

 それに対して、剣術というものもある。

 剣術には、二大流派がある

 ガードは考えず、ひたすら攻める『撃心流』

 相手の出す技に対して、カウンターを得意とする『水心流』がある。

 最近は、水心流の扱う人が多いそうだ。

 せめてくる相手にカウンターを得意としていれば、負けにくいからな。


 とにかく、ここから、俺の異世界生活がスタートしていく。

 元の世界のラノベのように、特殊な力が出て、無双できたるのだろうか。

 でも、不思議と、焦りは消えている。

 言葉がわかるようになったのはデカい。

 少しずつ、この世界のことを知って、生きていけるようにしたいものだ。


面白ければ、ブックマーク、評価をお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ